2004/03/19

 

[Diary] 「耳をすませば」を観られなくて自殺

「耳をすませば」を観られなくて自殺

 「耳をすませば」が放送されたのって、先週の金曜日だったんかー!(録画に失敗しながら挨拶)

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[Review] 団地ともお1巻

団地ともお1巻(小田扉/小学館)

 「こさめちゃん」「マル被警察24時」など、いい感じに力が抜けた独特の雰囲気の作風が印象的な、みんな大好き(多分)小田扉氏の最新刊。ビッグコミックスピリッツ連載。
 小田扉のマンガにすら、語尾にちゃんと「。」を付けているのがスピリッツっぽいと思った。

 青春時代の団地ライフを描いた名作と言えばアニメ版「耳をすませば」に決定なのだが、「団地ともお」は「耳すま」みたいにときめく出会いもなければ非日常との遭遇も将来への夢もなにもなく、ただひたすらに等身大の子供レベルのバカっぽい日常を暮らす、ともお少年の冴えない日々を描いた作品。
 掲載誌は変わっても小田扉の独特の脱力っぷりは相変わらずで、いい感じにリラックスできること請け合い。

 小田扉の作風を受け入れられる余地があるうちは、まだまだ日本は平和だなぁと思った。
 私はともおの父親みたいな人間になりたい(微妙)。

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[Review] ナショナルジオグラフィック日本語版 2004年3月号

ナショナルジオグラフィック日本語版 2004年3月号(日経ナショナルジオグラフィック社)

 あまり自分のキャラと合ってない気がするのでおおっぴらには公言していないんだけど、実はオレ「ナショナルジオグラフィック」の日本語版を、創刊号から購読しているッスよ! 先輩!
 いつか自分の家の中にオレ専用の書斎を作ってそこの本棚をナショジオの黄色い背表紙で埋め尽くし、客人にそれをさりげなく見せて「ほほう! いい趣味をお持ちですな!」と判ってもらえる男になるのが、オレのささやかな夢なんッスよ! 先輩!(誰?)

 というか、当時購読していた日経バイトに比べれば、まだナショジオの方が面白そうだったので購読雑誌を鞍替えしただけなんですどね。バイトとナショジオじゃ全然ジャンルが違うじゃん! ってツッコミはなしの方向で。世界にはまだ解明されていない謎が沢山あるのです(はぐらかし)。

 で、今月号の巻頭特集は「タテゴトアザラシ」。白い毛皮と潤んだまん丸な瞳が萌え萌えな子アザラシは北極圏における環境保護のシンボルとなっており、実際アザラシは保護されることで生態系を回復できたという歴史があるのだが、その一方でアザラシの需要は今も増え続けており、アザラシ漁を生活の糧とする漁師達の生活も考えなくちゃいけないなぁーという、自然と人間の間で相克状態にあるアザラシの現状をレポートした記事だ。
 テキストそのものは特にどっち寄りというものでもなく、アザラシの生態や環境保護やアザラシ漁の現状を冷静に伝えているのであるが、でも白くて丸くてフワフワしてクリクリしてぷにぷにではにゃーんなアザラシの赤ちゃんの写真の前では、斯様なレポートも霞んでしまう。ぶっちゃけアザラシは可愛すぎるんじゃあ! 萌え萌えなんじゃあ!

 かつて環境保護団体がアザラシが漁で殺される映像を放送してアザラシの保護を世間にアピールしたことが子アザラシの全面禁漁に繋がったそうだが、さもありなんという感じ。「かわいいはかっこいいよりも強い」という『あずまんが大王』における榊さんの主張の正しさを、世界で最もメジャーな写真雑誌が最高の撮影技術で証明していると思った。

 結論:アザラシは萌え

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2004/03/15

 

[Review] いばらの王3巻

いばらの王3巻(岩原祐二/エンターブレイン)

 自分のツボを刺激するショタっ子眼鏡っ娘を描いてくれるので個人的に大好きな岩原祐二氏の最新刊。
 体が石になる奇病を患った眼鏡っ娘・カスミ、およびその他の人達が、何の因果かクリーチャー達がうよいよいる古城に取り残されて大ピンチ! 遠くから幼女も笑ってる! という作品(端的)。

 勿論このマンガも主人公は眼鏡っ娘な訳だが、この娘は3巻になっても相変わらず自分が病気を治すために過去に「置き去り」にして来た妹のことを考えてはうじうじするばかりか、ぼんやりしているうちにうっかり銃の引き金を引いちゃって仲間をピンチに陥れるなど、致命的なドジっ娘っぷりも遺憾なく発揮。
 その一方で何か秘密を知ってそうな黒髪の男・マルコに一方的に惚れちゃったり、でもやっぱり自分からは何もできずにうじうじしたりと、何というかこう「眼鏡」という記号が持つネガティブなイメージを一手に引き受けている感がある。

 「いばらの王」は生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされた人間達の姿を描いたサスペンスである以上、主人公のドジも常に命懸けだ。こんなに緊張感があるドジっ娘マンガは、そうそうないんじゃなかろうか。
 この娘のドン臭さに萌えられるか否かが、このマンガを楽しく読めるかどうかのポイントだと思った。

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[Review] 妄想戦士ヤマモト3巻

妄想戦士ヤマモト3巻(小野寺浩二/少年画報社)

 もはや伝説レベルのオタクマンガと化した「妄想戦士ヤマモト」の最終巻。
 この人の描くオタク達はみんなどっかゲージが振り切れているので、読んでいてとても清々しい気分になれる。なんて気持ちの良い連中じゃろう…(まちがい)

 小野寺氏のマンガは、基本的に読む人は読むし読まない人は絶対に読まない系統のマンガであり、もはや書評とかは書くだけ無意味なので省略。とりあえずオタクであることに悩んでいる青年はすべからくこれを読み、自分の人生に自信を持っていただきたいと思った。
 これはある意味、人生の指南書なのだ。指し示す方向には秋葉原しか存在していない指南書なのだ。

 ダメそう。

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2004/03/04

 

[Review] 王国の鍵4巻

王国の鍵4巻

 「グランローヴァ物語」「辺境警備」など、エピックファンタジーを描かせたら無類の才能を発揮することで知られる紫堂恭子氏の作品。月刊ASUKA連載。やっと読めた。
 「王国の鍵」の世間的な知名度がどのくらいあるのか判らないので、簡単な解説を書いてみた。

「王国の鍵」の大まかなあらすじ:
 ランドール王国の正当王位継承者だったウィンスロット王子が戦死してしまい、国内は王位を巡って内紛寸前!
 このピンチを救うため、議会は「この王国のどこかにあると言い伝えられている伝説の『王国の鍵』を見つけた者に王位に授ける」と発表した!
 「王国の鍵」を探す旅に立候補したのは、以下の5名!

 アスタリオン王子!(ウィンスロット王子の弟。王位に最も近いが、本人は至って非力で気弱)
 レティシア姫!(アスタリオン王子の幼なじみ。忠誠を誓う優秀な騎士団を擁するが、恋に恋するお年頃なので情緒不安定)
 アスローン卿!(地方の領主。人格・才能・人気共に申し分ないが政治基盤が弱い)
 バルドゥス将軍!(軍部のトップ。他を圧倒する兵力を持つが頭が足りない)
 アレン公爵!(陰謀好きな貴族。策略に長けるが性格が陰険で人望もない)

 従者を連れて探索の旅に出ろ! 王国各地を旅して伝承をひもとけ!
 「王国の鍵」の秘密を知る、「竜使い」と呼ばれる者達を味方に付けろ!
 古の怪物との遭遇! 迫る隣国の脅威! 君の敵は、ライバルの王位継承者達だけではないのだ!
 そして、君達の前に姿を現す「竜人」ガイウスの正体とは? 「真の王になるのは貴方だ」と交渉を持ちかける、彼の真の狙いは何なのか?
 マルチプレイヤー型ファンタジーウォーゲーム「王国の鍵」!
 近日発売予定!

 そんな話(一応嘘じゃない)。
 日本のボードゲーム業界は、このマンガを題材にさっさとゲームを作るべきだと思った。

 マンガの方はいよいよ物語が佳境に入って来ており、主人公の王子が「王国の鍵」の謎に踏み込んで人として成長を遂げつつあったり、兄の恋人に出会って超ときめいてしまったり、その一方でレティシア姫は騎士団の色男に惚れ込む一方でどんどんおかしくなっていったり(頭が)、竜人ガイウスの陰謀が徐々に明らかになったりと、スケールがモリモリ大きくなって盛り上がる一方。
 このマンガの決着が付くまでは死ぬわけには行かないね! と思いました。がんばろう。

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[Diary] PARSEC47

PARSEC47

 最近、PARSEC47 というフリーウェアのシューティングゲームで遊んでいます。
 非常にプリミティブな内容の縦シューなんですけど、ゲームのテンポが速いために1プレイの時間が短いこと、ワイヤーフレームで統一された画面のセンスが良いこと、そして聞いているだけで気持ちよくなるトランス系のBGMの出来の良さなどの要素があいまって、つい何度も遊んでしまうクセの強さがあります。短い時間に集中して遊べるので、息抜きに最適。
 というか、このゲームはかなり難易度が高く、ザコと言えどもものすごい勢いで弾をバラ撒いて来るので、ちょっと集中を切らしてザコ敵を破壊するのが遅れると、あっという間に弾幕に押しつぶされて死ねます。今のところ、ノーマルレベル+ロックオンモードでPARSEC50に行ける時もあるくらい。PERSEC100は遠い。

 あと、弾幕をXMLで記述するというアイデアは面白いです。
 こういう知識の集約の仕方もあるのな。

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  愛ー!!   アイー!!
ヽ( `Д´)人( ・∀・)ノ
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