2004/03/19

 

[Review] ナショナルジオグラフィック日本語版 2004年3月号

ナショナルジオグラフィック日本語版 2004年3月号(日経ナショナルジオグラフィック社)

 あまり自分のキャラと合ってない気がするのでおおっぴらには公言していないんだけど、実はオレ「ナショナルジオグラフィック」の日本語版を、創刊号から購読しているッスよ! 先輩!
 いつか自分の家の中にオレ専用の書斎を作ってそこの本棚をナショジオの黄色い背表紙で埋め尽くし、客人にそれをさりげなく見せて「ほほう! いい趣味をお持ちですな!」と判ってもらえる男になるのが、オレのささやかな夢なんッスよ! 先輩!(誰?)

 というか、当時購読していた日経バイトに比べれば、まだナショジオの方が面白そうだったので購読雑誌を鞍替えしただけなんですどね。バイトとナショジオじゃ全然ジャンルが違うじゃん! ってツッコミはなしの方向で。世界にはまだ解明されていない謎が沢山あるのです(はぐらかし)。

 で、今月号の巻頭特集は「タテゴトアザラシ」。白い毛皮と潤んだまん丸な瞳が萌え萌えな子アザラシは北極圏における環境保護のシンボルとなっており、実際アザラシは保護されることで生態系を回復できたという歴史があるのだが、その一方でアザラシの需要は今も増え続けており、アザラシ漁を生活の糧とする漁師達の生活も考えなくちゃいけないなぁーという、自然と人間の間で相克状態にあるアザラシの現状をレポートした記事だ。
 テキストそのものは特にどっち寄りというものでもなく、アザラシの生態や環境保護やアザラシ漁の現状を冷静に伝えているのであるが、でも白くて丸くてフワフワしてクリクリしてぷにぷにではにゃーんなアザラシの赤ちゃんの写真の前では、斯様なレポートも霞んでしまう。ぶっちゃけアザラシは可愛すぎるんじゃあ! 萌え萌えなんじゃあ!

 かつて環境保護団体がアザラシが漁で殺される映像を放送してアザラシの保護を世間にアピールしたことが子アザラシの全面禁漁に繋がったそうだが、さもありなんという感じ。「かわいいはかっこいいよりも強い」という『あずまんが大王』における榊さんの主張の正しさを、世界で最もメジャーな写真雑誌が最高の撮影技術で証明していると思った。

 結論:アザラシは萌え

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