HTC J butterfly タッチ・アンド・トライイベントに参加しました日記

結論

 とても扱いやすい携帯だと思います。素敵

概要

 12/3に株式会社KDDIウェブコミュニケーションズで行われた、HTC J butterfly タッチ・アンド・トライイベントに参加しました。
 先月参加した MOTOROLA RAZR M タッチアンドトライイベントに参加した縁で、今回もご招待を受けました。ありがとうございます。

 前機種のHTC J は「あの HTC が本気で日本のユーザーを狙った」ことで話題となった上、ユーザーの間の評判も良く、それもあって一度触ってみたいなーとは思っていたのですが、結局じっくり触るチャンスがなかったので、今度の HTC J butterfly HTL21 はこの機会に触っていきたい! つうか触りてえ! という、割とミーハーな動機で参加しました。

 会場の詳細なレポートについては他の方に任せて、自分が触った感想を書きます。



本体

 持った時の感覚は「軽い」。

 butterfly は液晶サイズが5インチなので、さすがにちょっと大きいんじゃないかと思っていたんですが、実際に持ってみると意外に本体が軽く、またデザインも大きさを気にさせないような工夫が色々となされているためか、大きさは全くといい程気になりませんでした。
 本体の形状はかなり薄いのですが、側面や背面がいい感じで微妙な丸みを帯びているのが効いているようです。

 ただ、さすがに5インチなので、片手で全てを操作するのは無理ですね。左手で持って右手で操作、が基本です。


 LTEの通信速度ですが、speedtest で一度だけ試してみたところ 下り12M というスコアが出ました。
 同じ会場の中では 50M 出ていた方もいらっしゃったので、au LTEにはそれくらいのポテンシャルがあるはず。


画面

 ディスプレイの美しさときめ細やかさが売りな端末なだけあって、画面はものすごいキレイです。「ひとめ惚れの予感」というキャッチコピーからして、この機種がディスプレイに絶対の自信を持っていることを伺わせます。

 試しに JComi Viewer をインストールして「ラブひな」を表示してみましたが、表示に全く違和感はありません。「ししししししのぶちゃんのパパパパパンツ!?」のコマがこんなにくっきり読めるスマートフォンは初めてです。
 紙に印刷したものよりも高い解像度を持つディスプレイの実力が伺えますね。しのぶちゃんのパンツで。


 これだけ解像度が高いと、横にして見開き表示にしても普通に読めてしまいます。
 5インチサイズの電子書籍リーダーとして十分イケそう。


 Google Booksで英文書を開いてみたところ。もちろん全く問題はありません。
 5インチあると、iPhoneクラスのスマフォと比べるとテキストの表示に余裕があります。


 YouTubeでのHQ動画再生も当然ながら問題無いです。
 むしろ通信速度がライバル(会場内のWiFiは速度が遅かったのが残念)。


 3D性能のベンチマークソフトであるMikuMikuBenchの実行結果。手持ちのMotolora Photon (tegra2) の倍くらいのスコアが出てます。
 フレームレートは、常に50~60fpsの間の数値が表示されていました。さすがです。


日本仕様

 HTC J の「J」を象徴するのが、赤外線通信・おサイフケータイ・ワンセグの日本特有の機能をサポートしていること。加えて、日本だと重宝される防水、あると便利なグローバルパスポート(CDMA/GSM/UMTS/GPRS)、そしてAndroid4を象徴するNFCも搭載されています。

 試しにワンセグを表示してみましたが、ワンセグの解像度と比べてディスプレイの解像度が高すぎるせいか、横画面にするとジャギーが見えてしまうという、ある意味面白い現象が見られました。

 NFCのメニューには「おサイフケータイ」や「JALタッチアンドゴー」といった日本向けの機能が既に用意されていました。


質疑応答

 イベントでは、HTCとKDDIの方に対して参加者の皆さんが質疑応答をする時間があったのですが、参加者の質問の内容が「これは普段からHTCの端末を使ってないと出てこない」と思ってしまうものばかりだったのが印象的でした。やはりスマフォ猛者が集うイベントだった模様(ほめてます)。

個人的に鋭いなと思ったのが「日本仕様とのことだが、ストラップホールは何故付けなかったの?」という質問。回答は「デザインを優先したからだと思われる」とのことで、確かにこのデザインだとストラップホール付ける余裕はなさそうですが、スマフォの女子力(多分日本固有の概念)を高めるためにはあった方がいいと思いました。
また「『ひとめ惚れの予感です』というキャッチコピーの意図は?」という質問には、「投げかける形のキャッチによって、お客様に興味をもってもらうため」との回答でした。この辺からは、この端末に対するHTCの自信が伺えます。


感想

 高いディスプレイの解像度にクアッドコアのCPU、薄い割に2020mAhと大容量のバッテリー、4G LTE対応、NFC搭載など、スマフォとしての基本的なスペックが非常に高く、使い勝手はとても良さそうです。
 会場にはパンフレットもあったので読んでみたのですが、スペックの高さを全面に出すのではなく、「息をのむほど美しいディスプレイ!」「撮るのが楽しくなる!」「使うほどにうっとりする!」など感覚に訴えるキャッチが使われているのが印象的でした。単にスペックを追うのではなく、日本のユーザーが使って心地よく感じるためにはどういう端末を作ればいいか? というユーザー体験を重視する視点からこの端末を作ったことを伺わせているなと思いました。

 何にしろ、ハイスペックなスマフォが欲しい方のみならず、長く使えるスマフォを求めている方も買って間違いない端末だと思います。あとの問題は価格ですね。「でもお高いんでしょう?」って言いたくなります(お約束の返答も含めて)。

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HTC J butterfly HTL21用のアクセサリは既にAmazonに沢山種類がありますね。この辺はさすが注目機種といったところでしょうか

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