2004/10/14
[Clipping] 「少女たちに愛されて死ぬための祈り」
毎回楽しみに読んでる「ニュースな本棚」だけど、今回の「萌える文学」はすごく面白かった。あまりにオモロくて、勤務中に笑いを堪えて震えてました(バカ)。
文学作品と「萌え」という全く離れた場所にあるものをリンクさせる着眼点、その文学作品が如何に「萌え」なのかをユーモアかつ真面目に紹介する文章の数々、インパクトある「萌え台詞」の引用センス、とどれを取っても素晴らしい出来。これはプロの仕事だよ!(←勿論プロの方が書いてます)
こういうテキストを書ける人間になりたかったなあ(過去形)。
そして、この特集の中の『三人の乙女たち―フランシス・ジャム散文選』で紹介されているポエム「少女たちに愛されて死ぬための祈り」が熱い。熱すぎる。
ぼくは死にながら、少女たちが生きている姿を見たい。
少女たちに来るように言ってください、そして少女たちの大きな帽子が、
その日よけ帽が、杏の果肉よりもっとなめらかで
もっと甘いぼくたちのくちづけの上でふるえますように。
これはもはや、そのまま2ちゃんねるガイドライン板の改編ネタになってもおかしくないくらい、頭がおかしいポエムだと思った。
こういうテキストを書ける人間になりたかったなあ(過去形)。
Posted at 00:00
| WriteBacks (0)
| permalink
WriteBacks
http://fukaz55.main.jp/clip/moebungaku.trackback
writeback message: Ready to post a comment.