2004/11/18
[Clipping] スーパーサイズにならないために
最近話題になってる、映画「スーパー・サイズ・ミー」に似たような実験を日本で実行した人のレポート。
オリジナルの「スーパー・サイズ・ミー」は、ファストフードばっかり食べてる(経済的な事情で食べざるを得ない環境にいる人も多い)アメリカ人の生活習慣に警鐘を鳴らすことを目的とした、政治的な意図が強いドキュメントリー映画なのだが(町田智浩氏の日記が詳しい)、こちらの方はそういう政治的な意図は全くなく、むしろ「スーパー・サイズ・ミー」のそういった制作姿勢にあえて挑戦しているようなスタンスを感じた。
結果的にこの人は30日間マク飯を続けても太らなかったんだけど、太らなかった理由としては
- 食べたものを毎日記録する
- 毎日体重と体脂肪率を記録する
- 摂取したカロリーを計算し、過剰摂取に気を付ける
という、ダイエットの基本中の基本である「食事日記をつける」をマメに実践していたことが大きいのではないかと考えられる。また、適度な運動を日常的に行っていたのも、太らない生活を送るには効果的だ。
つまり、自分の食べているものをキチンと管理し、適度なカロリー摂取を心掛ける生活を送ることができれば、例え主食がマク飯であろうがブクブク太ることはない! という、現代ダイエット理論の正しさを証明している実験なんじゃないかと思った。
あと、本家マックアメリカのスーパーサイズの凄まじさを紹介しているものとしては、デイリーポータルZの「マクドナルドでスーパーサイズセットをたいらげる」が判りやすい。「アメリカのマクドナルドと日本のマクドナルドは別会社であり、レシピも大きく異なります。
」という町田氏の日記の記述を実感させられる。
映画「スーパー・サイズ・ミー」でも指摘されていることだけど、太る原因はハンバーガーじゃなくて、むしろ1リットルもあるコーラの方なんですよね。
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