2004/11/18

 

[Clipping「パソコンの父」アラン・ケイ氏が講演

www.textfile.org 経由で知った、その筋では有名なアラン・ケイ氏による講演の記事。

 講演の中でケイ氏は「読み書きにしても数学にしても、研究者になるために学ぶわけではなく、それを学ぶことで新たな発想ができるようになるために学ぶものだ。コンピューターも同じではないか」と述べた。コンピューターやプログラムの知識を身につけるだけではなく、それによって創造性を刺激されてこそ真のコンピューター教育である、というのが彼の主張だ。

 「コンピューターは、より子供たちの創造性を刺激する存在であるべきだ」というのがこの人の基本的な主張だが、この考え方は大好きだ。個人的に激しく賛同。
 それを学ぶことで創造性が刺激され、かつそこで生まれた発想を具体化するための道具として使うことができるのが、コンピューターの一番面白いところであり、最大の存在意義であると思う。そんな素敵な考え方を今も世界に広めようとするアラン・ケイは超エライ。がんばれ。超がんばれ。

 という感じでアランケイ萌えモードになったので、bk1で彼の書籍を検索したところ、「アラン・ケイ」(アスキー)というそのものズバリな本を見つけた。もう10年くらい前の本なのねコレ。

 そして、bk1の「この本を買った人はこんな本も買っています」のところにはこんな本が:

 アラン・ケイと一緒に萌えるクラッキング解説本を購入! 深い!

 アラン・ケイがパロアルト研究所で Alto を作ってから30年、ついにコンピュータは「萌え」という名の創造性を刺激する表現手段を用いて新たな進化の時代に入りつつあることを、象徴的に表現しているのではないか。

 ……すみません(おわり)。

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