2003/05/22

 

[Diary] 夢見る頃を過ぎても

 お久しぶりです。
 今日は社会派日記で迫ります。

 最近、70~80年代にヒットしたアニメのキャラクターを使ったCMを、よく見かけるようになりました。
 昔のアニメキャラを使うことについては、キャラクターに知名度がある、キャラのイメージが広く受け入れられており人間のタレントを使うよりも商品イメージに合う、などのメリットが考えられますが、やっぱり一番重要なのは「当時子供だった年代が、今一番購買力を持っている」という点でしょうな。
 もっとも、その当時子供だった私なんかは、ハイジがチーズフォンデュのパッケージイラストに使われていたり、矢吹ジョーが減量に我慢できなくてインスタントラーメン食べてるCMなどを見ると、何かこう「子供の頃に好きだったキャラが商業主義に汚されていく」感が先に来てしまい、懐かしさよりもむしろ怒りが先に来てしまうのですが、こういう人は多分少数派なので切り捨てて良いと思います。

 で、最近のこの手のもので個人的に一番キたのは、朝のFM放送で流れている、ゲゲゲの鬼太郎キャラを使った春の交通安全キャンペーンのCM。

 「キタロー! 安全運転の極意とは?」
 「人や車の動きをしっかり見る、でしょ? 特に子供やお年寄りには気をつけないとね!」
 「さすが我が息子、できたドライバーじゃ」
 「はははははははは」

 っていうか、オバケには学校も試験も何にもないんじゃなかったのかよ!
 そんな連中が交通ルールを守って平和に道を走ってるんじゃねぇ!
 オバケは我々の世界の秩序の埒外にいてこそのオバケなのだ、ということを忘れたのか鬼太郎!
 デストローイ! デストローイ!

 間違っているのは交通安全のCMの方でしょうか。
 それとも私の方でしょうか。

 社会派日記に失敗。

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