2005/05/07

 

[Projects::linux] coLinuxインストールメモ

 今日は久しぶりに技術系っぽい話題で迫ります!(挨拶)

 前々から「いわゆるLAMP環境の独学用に使ってみようかな?」と気になっていたcoLinuxですが、blog.bulknews.netのMiyagawaさんやNDO::Weblogのnaoyaさんなどのアルファブロガーな方々が手を出し始めたため、もはや本格的なブレイクは確実な有様。
 根がミーハーな私としては、この期に乗じてcoLinuxを「プログラマー天国 - coLinuxちょこっとメモ」を参照しながら自宅マシンにインストールすることにしました。

 以下、自分の環境(WindowsXP Pro)における、導入時の「coLinuxちょこっとメモ」との自分用差分メモ。
 Linuxに不慣れなので、Debian環境側の設定のことばっかりです。

インストール

 現在のcoLinuxのバージョンは0.6.2。
 インストール時に、ウィザードからDebianのパッケージ(Debian-3.0r2.ext3-mit-backports.1gb.bz2)をダウンロードすることができる。
 ただし、ダウンロードした後の解凍は自前で行う。bz2ファイルの解凍には「解凍レンジ」を使用。

セットアップ(Debian側)

 このパッケージの root のデフォルトパスワードは(空じゃなくて)"root"。

 vi は最初は入ってないので、"editor" コマンドで立ち上がるスクリーンエディタを使う。
 キーボードの設定が日本語106キーボードの設定になっていないので、入力に注意。

/etc/network/interface

 自分の自宅環境の場合、ルータのDHCPによるアドレスの割り振りが192.168.11.XXX/サブネットマスク255.255.255.0なので(この辺はWindows側のコマンドプロンプトで "ipconfig -all" と打ち込んで確認)、coLinux側のアドレスを192.168.11.40に設定。
 なんで40かと言えば、DHCPで自動的に割り振られることがないアドレスであるというのもあるけど、何よりデフォルト設定が192.168.0.40だったからに他ならない。

iface eth0 inet static
address 192.168.11.40
netmask 255.255.255.0
gateway 192.168.11.1

 なお、DHCPにアドレスを割り振らせたい場合は

auto lo eth0
iface eth0 inet dhcp
 と記述する(が、DHCPサーバでそれなりの設定をしないと、coLinuxを立ち上げる度にアドレスが変わる)。

/etc/resolv.conf

 ipconfigの「Ethernet adapter ネットワーク ブリッジ」のDNS Serversに書かれているアドレスを記入。

nameserver 192.168.11.1

/etc/hostname

 変更しなかったので、マシン名はcolinuxのまま。

/etc/hosts

127.0.0.1 localhost
192.168.11.40 colinux

106キーボードを使用可能にする

 "apt-get install console-tools console-data" を叩いても何も起こらなかったので、"dpkg-reconfigure console-data" で、キーボードのタイプを改めて指定した。

コンソールで日本語を表示する

 Poderosa を使う場合、apt-get install ssh で SSH をインストールする時の質問『Do you want /usr/lib/ssh-keysign to be installed SUID root?』には Yes を選択すれば良いっぽい。

poderosa側の設定

ホスト 192.168.11.40
プロトコル SSH2
ポート SSH

SSHパラメータ
認証方法:パスワード
パスフレーズ:ユーザのパスワード

 最初にログインする時は『SSHサーバの公開鍵はssh_known_hostsに登録されていません。登録して続行しますか?』と質問されるので、「はい」と答える。

 詳細な設定は、コンソールからよりもpoderosaなどでログインして行った方が全然楽。

その他:

  • canna をインストールしたところ、何故か起動の途中で止まってしまう現象が発生したが、「Sargeにアップグレード」を行った後で再度 Canna を入れたら正常に起動した。謎だ。
  • canna(および、 eggなどの日本語化ツールを)インストール後、emacas を起動すると「Can't activate input method 'japanese-egg-canna'」というエラーが出る。
    このサイトを参考に、.emacs を「(set-input-method 'japanese-egg-canna)」→「(set-input-method 'japanese)」と書き換えたら出なくなったが、これでいいのか謎だ。

 そんなことやってるうちにこんな時間になったので、とりあえず今日はここまで。
 まだLAMPの"P"(Perl)しか使えてないけどまあいいや(いいの?)。

参考になったサイト:

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