Mail from Beyond
1999年 8月


99/08/09 ■1999年の夏休み

 もしワシに姪っ子がいたら、姪っ子を連れてカードキャプターさくらの映画に行ってみたかったです(挨拶)。

 とりあえず、今は手が空いたので、現段階でのアニメレビュウを暇潰しで書いてみました。神もご照覧あれ。

アニメ状況ガイド:
・ミトの大冒険2・二人の女王様編
あらすじ:
 前作ラストで母親の血筋の影響か何かで女の子になっちゃった主人公の少年・葵。前作で葵と恋人になった睦月との関係もこじれてもう大変。銀河王国の女王となってしまった葵の運命や如何に?

感想:
 ノリは前作と変わっておらず、素直に面白い。今回はロリ眼鏡宇宙人じゃなくてその息子の地球人が主人公なので色モノ臭さも薄れ、割と純粋な学園ラブコメ系アニメになっている(女×女、という辺りは色モノ臭いけど)。何故こんなマトモなアニメが深夜枠で放送されているのか理解に苦しむが、でもその辺がテレ東なんだろうなぁ。
 あと、静岡でやってる「ミトの大冒険」1作目はちゃんと見ておけ! ロリ眼鏡炸裂ですよ!

・おにいさまへ…
あらすじ:
 学園でソロリティクラブというハイソな秘密結社に入ることになったナナコさんは、学園の奇人変人達の奇行のおかげで毎週毎週色々なトラブルに巻き込まれて余計な苦労をしてしまい、「おにいさま……涙が止まりません……」と笠原弘子ヴォイスで呟く日々でした。

感想:
 個人的には「泥臭いウテナ」って感じ。というか、作品的にはこっちの方が先なので、むしろウテナの方が「洗練されたおにいさまへ」と言うべきか? 何にしろ面白過ぎてたまりませんです。
 しかし、こんな濃いアニメを「ピーターパンの冒険」とか「カードキャプターさくら」などの子供向けアニメと同じ時間帯に流すNHKの気が知れない。実際、子供達からのイラストやお手紙などはほとんど送られて来ておらず、肝心の子供が「おにいさまへ」を観ていない様子が伺える。あやうし! 花のサンジェスト様!

・ベターマン
あらすじ:
 アルジャーノンの謎を解明しようとするモーディワープ機関を狙っていた敵は撃破したものの、2クール目に突入した途端にそれに変る新たなる謎の敵とか新しいベターマンとかが参上。ベターマンやモーディワープの戦いはまだまだ続く。
 あと、主人公のケイタ君と同僚でクラスメートのヒノキちゃんがラブラブになって良かったね。

感想:
 キャラは相変わらず立ちまくっているのだが、新しい敵の狙いとかが不鮮明なため、見通しが立てづらい感じ。絵や声優のレベルは最高峰を保っているものの、果たして最後にちゃんとオチを付けてくれるのだろうか? 不安になって来た。ガサラキみたいにならなきゃいいけど。

・∀ガンダム
あらすじ:
 地球に入植して来たムーンレイスが独立宣言をしようとしたが、ムーンレイスの指導者ディアナと訳あってすり替わっていたキエルお嬢様は、「独立しないで地球と話し合いたい」という意向を表明。ムーンレイス、地球の双方に動揺が走りました。ヒゲ。

感想:
 つまらなくはないんだけど、我々が萌えた「ガンダムW」に比べると政治的なハッタリとか萌える演説とかの要素がないので、その辺が物足りないような。キャラ萌えやメカ萌えな連中の支持は得られない番組だよなぁ。
 あまり視聴率が伸びていないという噂もあるし、打ち切られなきゃいいんだけど。

・コレクターユイ
あらすじ:
 今日もコレクターユイで決めるわよ! とかいいながら仲間を集めていたユイ。残りのあと1人のコレクターはどこにいるのかしらん。あとボケ老人と化したコレクターズの作者の博士も探さなきゃ!

感想:
 全体的にヘボい(というか、ダサい)のは相変わらずだが、ヘボい部分を自覚してそれを逆手に取った演出をするようになって来た感じ。前半はどうしようもなくダメな回もあったが、後半は今のところどれも一定水準はクリアしている。この調子でヘボナイスなドラマに育って欲しい所存。

 とりあえず休み明けメール第一弾はこんなものでよろしいか?
 こっちは30分くらい時間が潰れたので満足しました(自己満足)。ではまた。


99/08/11 ■嫁はいらねぇ、ウナギイヌさ

近況:
 部屋にクーラー入りました。

 今まで夜暑くて寝付きが悪かったり夜中に目が覚めて眠れなくなっちゃったりしていたのですが、クーラーが入ってからはウソのように寝付きが良くなりました。
今朝などは、ついつい寝坊してしまう程の安眠っぷりを実感しております。

 従ってクーラーは良いモノであり、善であると認定。
 あんまりクーラーが気持ちよいので、新興宗教にハマっている人は、教祖を崇める前にクーラーを崇めるべきだと思いました。世界平和の鍵はクーラーから。

 おわり。


99/08/25 ■我々はパンチラの必然性に拘ります

 生きてて何かいいことあったっけ?(挨拶)

 お久しぶりんこ(死)。私ですが。
 それで、ハンドルコントローラーの調子はどうですか? オレが思うに、ゲームマシンに接続できないハンドルコントローラーはすなわち無用の長物であり、スタジオジブリの作品「紅の豚」に出てきた台詞『飛べない豚はタダの豚だ』と照合した場合、今の貴様のハンドルコントローラーは即ちブタ以下! ブタ以下の存在になってしまうのであり、これはかなりピンチ! ピンチですよ! 「紅の豚」では、主人公の豚を愛する少女のキスを以てしても呪いが解けなかったように、このままではお前のハンドルコントローラー、さらにはお前自身まで呪いが解けなくなってしまいますぞ!
 カードキャプターさくらでのさくらの決め台詞「絶対大丈夫! 何とかなるよ!」が、実際には『自分の努力を放棄し、状況が打開することを期待する』という至って他力本願で全然大丈夫じゃねぇ事を意味しているのと同様、お前も実は全然大丈夫じゃねぇような気がするぞ! まぁ、オレも全然大丈夫じゃねぇけどな!
 はにゃーん! はにゃーん!(警告の叫び)

今週のサンデー:
 「モテモテ」が久々のスマッシュヒット。今回はファーザー(=ながいけん)の被害妄想的な陰謀論が爆発しており、非常にオモロい。どうやら今週執筆時には、ちゃんとマンガの神様からの電波がながいけんに届いたようだ。受信状態は良好! 棒が3本立ってるゼ!
 あと、消息筋では「GS美神」がまもなく終了するという噂が流れている。出所がこの前行われたサンデーのファン感謝祭での作者自身の発言かららしいので、かなり信憑性が高そう。そういう観点から今週のこのマンガを読むと、「ああもうコレ最終回なんだなぁ」と思えること頻りだ。あともうちょっとだけ続くそうだが。
 ついでに、読み切りで載ってる「炎の転校生」リバイバル版は、おそらく今までの過去の作品の読み切りマンガの中では一番面白い部類に入る出来。やっぱ島本和彦は凄いなぁ。

今週のチャンピオン:
 今週か来週かはハッキリしないが、チャンピオン40号で山口貴由版「マカロニほうれん荘」が掲載される。鴨川つばめと山口貴由という、チャンピオン屈指の極右ファシズム思想マンガ家が夢の合体! 萌え萌えですな!(ヤベエ)

 ではまた。
 ウテナの映画が観たいです(終わりの言葉 include 近況)


99/08/26 ■ムッシュウ泥棒

 説得力のある必殺技!(挨拶)

 という訳で、元気ですか小狼クン。かわいい従姉妹に一方的に好かれまくって困っちゃいつつも雪兎に憧れ続ける、アンビバレントな生活を送る毎日を満喫しているか? さらに、映画版では極度のマザコンだということが全国のファンの少女達にバレてしまって、もう大変だろう。そろそろ報われない想いを抱きつつ余計な苦労を続ける日々から離れ、早いところさくらちゃんとのノーマルな生活を送る決心をした方が良いと思うぞ! さくらも極度のレズビアン・知世とのつきあいを続けており、このまんまだと先行き不安だしな! まったく、これだからCLAMP原作のマンガってのは!
 っつうか、コミケ収穫品のなかにノーマル(=ちぬ未使用)なさくら×知世本を見付けて安堵している今日この頃。

 あと、モテモテ王国はどうでしたか小狼クン。「男要塞・男勝り/内容物=男」とか、「宇宙軍艦・兄弟船/航続距離=根性尽きるまで」とか、なんかこう久しぶりにながいけんらしいバカバカしさが炸裂していて、個人的にはグレーターグッドっつうところなのだが。このテンションが来週も維持できていると良いのだけれど。

 ではまた。
 オレの毎日もタレてます(際限なく)。


99/08/27 ■速報:映画版カードキャプターさくらは、非さくら萌えなオタク筋には不評か

 火事場の馬鹿力で、驚きの白さに!(挨拶)
 っつうか、私(with 酢飯疑獄)。

今週のチャンピオン:
 久しぶりに購入。で、問題の山口貴由版「マカロニほうれん荘」を読んだが、なんかやっぱ違和感を感じる。軍事ネタを使うタイミングはそうじゃねぇだろう! とか、こんなオチは「ほうれん荘」じゃないやい! とか思ってしまった。
 しかし、「マカロニほうれん荘」は私の小学生時代のメモリアルマンガの一つなので、頭の中で美化されちゃっているのかもしれない。でも、よく考えると「ドラえもん」や「エスパー魔美」と一緒に「マカロニほうれん荘」を愛読していたってのは、かなり小学生としてはイヤな行為だよな。どうしてこんな事に!?(我ながら)

 あと、ついでに「グルームパーティー」の5巻を購入。やっぱ、この人の持ち味は「かわいい絵柄でエロ/グロ/前時代的なネタを平気で使う」というバランス感覚にあると思うので、かわいい絵柄でかわいいネタを使っている今の「O-HA-YO」は、マンガとしてはかなり弱くなってしまっていると思う。少年マンガ週刊誌の4コママンガ最強の雄もここまでか? ダメか? ダメなのかアニキ?

 ゴフ(おわり)。


99/08/30 ■私のパンチを受けてみよ

 今朝、「沼津港の競り市場に上陸した巨大なイカの怪物を相手に、任天堂の『スーパーパンチアウト』の如き画面の中で拳で戦う」という内容の夢を見た。
 巨大イカの奴、オレにいい左パンチをお見舞いしてくれたゼ! 攻略のためのパターン化が大変だったゼ! パンチ食らうのを避けるために、バイクに乗って沼津港内を逃げ回ったりしてな!

 昨夜の睡眠時間=4時間。
 眠いオジャ。


99/08/31 ■「俺屍」に出てくるメイドさん曰く『殿方はやっぱお尻ですよ!』

 お止しになってティーチャー!(挨拶)

 月曜日の夢の話だが、私は辰吉丈一郎最期の戦いは観ていなかった(というか、その存在すら試合が終わるまで知らなかった)ので、夢を見るに当たって影響は受けていないはずだ。
 今考えてみれば、ダッキングを多用すれば、あの沼津港イカは簡単にパターン化できたのではないかと思った。今度は負けないよ!(妄想)

サンデー:
 今週のサンデーの「モテモテ」も割と好調な様子だ。まだ、マンガの神様からの電波は途切れていないようだ。今回は棒が二本程度か?
 あと、今回は「勝手に改蔵」がオモロい。『ガンダムはファーストガンダム以外認めねぇ!』や『ハッパ系がねぇ……』なんてステキな台詞を、発行部数200万部を公称する週刊少年サンデーで拝むことができるとは! この調子だぜサンデー! ガンバレ!


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