Mail from Beyond
1999年 6月


99/06/04 ■近況:「バーニングライバル」の攻略 Web ページを見付けました

 オレの屍を越えて行け!(挨拶)

 とりあえず、昨日は 幕張まで Networld+Interop に行って来た。
 天空遙か(だいたい5メートル)に巡らされたケーブル網の姿や、そこから光の束のように降臨する光通信ケーブルが巨大なネットワーク機器に刺さっていたりする姿は圧巻であり、メカフェチなら萌えるしか! という有様だったのだが、でもオレは別にメカフェチじゃないので萌えなかった。

 あと、オレの専門分野であるソフトウェア系は、Web サーバアプリケーション構築環境とか、ウィルスチェッカなどのセキュリティ関連とか、ディレクトリサービスとか、音声を IP で送れます系の技術とか、大事なんだけど地味なものばっかりが展示されていて、こちらもイマイチ萌えなかった。
 いやまぁ、Web アプリサーバなどは今の仕事で必須のソフトウェアなのでちゃんと見て来たし、業界全体が進歩しているのは判るんだけどな。どうも、今はもうネスケや Java が初めて登場した頃のような、皆が熱狂できるようなタイプの製品はもう出てこないんじゃないかと思う次第。

 あと残念だったのが、NTT がやってた「バーチャル空間でのコミュニケーション」のデモ。これは、特殊ゴーグルを被った参加者が3Dのポリゴン空間内に分身(アバター)を作り、その空間の中で他の参加者とアバター経由でコミュニケーションを取って遊ぶという趣向の、早い話が「コレクターユイ」のコムネットそのまんまなシステムである。
 が、その3Dポリゴン空間の描画が、なんつうか「すすめ! ポリスターズ」程度の表現力しかなくてガッカリ。これじゃ全然「コレクターユイ」に表現力で負けてるじゃん! ネット上にギャルゲーテイストなキャラの一つも配置できなくて、何がバーチャル空間か!(無茶)

 それで帰りは、お約束で秋葉原に行ってみた。
 とりあえず「虎の穴」の変遷っぷりを見学して来たが、なんかこう棚一杯にエロいフィギィアが鎮座している様は、やはりそこはかとない恐怖感を感じる。お前から話を聞いた時は、「イエローサブマリン」(模型屋)の展示コーナーのようかなと思っていたのだが、なんかそれよりも淫猥な感じがするような気がする。店の広さとかイメージのせいかしらん。

 あと、昨日はお約束でエロを含めた同人誌を買ってみたが、やっぱエロ同人誌はコストパフォーマンス悪いわ。特定ジャンルに拘らない単なるエロ目的だったら、普通の商業コミック誌を買った方が良いと思った。「メッセサンオー」の上の階にそういう本屋も新設されていたし。

 ついでにチャンピオンですが、やはりジャックはダメかね。死んだかね。
 頚動脈切られたら、普通の人間はものの数十秒で意識がなくなって死んでしまうそうなので、そういう意味ではダメかも。でもみんなバケモノなので、そういう常識はもう通用しないかも。もうどうでもいいです(投げやり)。
 バロンもよく判らない展開になって来ているが、ネット上では「あれは過去から現代に戻ったゴードンではないか」という説を見かけた。でも、あのマンガももう常識はもう通用しないので、どうでもいいです(投げやり)。


99/06/09 ■ところで、おジャ魔女どれみの関先生って、結構良くない?

 ピィリカピリララ伸びやかに!(挨拶)
 っつうか、言わば人生是即ちマジカルステージ。私。

 貴様が秋葉原をデジキャラットを求めて巡回していた頃、私は職場 Linux マシーンの設定でてんてこ舞い(死語)だった様子。今まであやふやだった DNS やら sendmail やらの機能を追求していく作業は楽しいね! 細かい設定が多くて面倒くさくて死にそうだけどな!

本屋(ソレ系の):
 メッセサンオーの上のフロアの本屋は、そこそこ広くて内容の確認もでき検索性も良好、品揃えも豊富と、個人的には高評価を与えたい。
 あとは古本を安くゲットできる店が秋葉原界隈にあればという所なのだが、流石にその分野ではまだ神田=水道橋ラインの方が勝っていると思われる。っつうても、ワシもあんまりめぼしい古本屋は知らないけど。それとも、BOOK OFF とかの量販店の方が強いか?

デ・ジ・キャラット:
 「ゲーマーズ」は、この手のグッズショップの中では邪悪度は低い方だ。メッセサンオーや虎の穴系ではなく、どっちかと言えばアニメイトの方に雰囲気が近いだろう。
 ここを運営している「ブロッコリー」という会社は、元商社マンが経営を手がけている、オタク業界の中ではここ数年で急成長した有望株であり、現代日本のベンチャー企業の成功例であると言われている。ああ、やはりニッポンはオタクに支配されつつあるのだろうか。憂国。

 まぁ、デジキャラットちゃんは「萌え要素」を研究し尽くした上に生まれた罪深い存在なので、貴様も彼女の原罪を感じつつ、存分に萌え萌えして頂きたい所存だ。デジキャラットのトレーディングカードの箱買いとかしてみるのも人生! 多目的バインダーも買え!

その他近況:
 衛星放送版「カードキャプターさくら」は、6月一杯で今のクロウカード編を終了させ、9月まで休んでから(要は再放送で凌ぐ)コミックス7巻以降の新展開に入る、っつう事になったらしい。どうやら映画版の作成に人を食われたらしく、それの影響が出ているようだ。

 なんか、「しばらく放送→しばらく休止」を繰り返す辺り、「神聖モテモテ王国」にノリが似てるよな!
 っつうか、ファーザー→ケロちゃん、オンナスキー→さくら、トーマス→小狼で「神聖ナオンキャプター王国」なんて同人誌をどこか作ってくれないだろうか。クロウカードの擬人化キャラはみんなナオンだしな。
 「ワシらとクロウカードとの密あふるる夢の王国を建国するのじゃよー!」とか。ダメか? ダメか。

 あと、今週のサンデーに載っていた問題のモテモテ王国ですが、割と普通の出だしなので安心した。この調子ならアンゴルモア大王ブームが頂点に達する7月過ぎまでは連載が続きそうだ(悲観論)。

 ではまた。
 パイパイポンプー朗らかにー!


99/06/17 ■マロン・コング・バトル(別名:YAT安心宇宙旅行2)

 もし医者になれるのなら、「ブラックジャック」よりも「どっきりドクター」になりたいです(挨拶)。

 という訳で私。
 先日、三島の路上で、猿股一丁で上半身裸のじいさんと、その横で意味もなく腕をつまらなそうに振り回していたばあさんの姿に神の姿を観た(主にじいさんの猿股に)私だが、君は最近神の姿を見たか?
 こっちは衛星新さくらにゃん第二話の知世様に続いて神の姿を観ることができ、マジで HAPPY! HAPPY! HAPPY!(注:國府田マリ子のCDのタイトル)って感じだ。

 っつうか、神ってナニよ?

カウビ:
 昨夜、君から借りたカウビのビデオを観た。とりあえず、前々から観たかった「ジュピター・ジャズ」の後編と、フェイの過去が映っているビデオを観る話が鑑賞できて良かったですわい。ああいう「失われた過去」系の話は、結構ワシのツボだったりするんですわい。
 それにしても、ジェットのライバルであるビシャスの声が、個人的にはどーしても「YAT安心!宇宙旅行」に出てきた悪の帝国の親玉・ガノン様に聞こえてしまって仕方がない。なんか、ここ最近は悪役キャラはこの人(若本規夫)に頼っている作品が多いのではないのだろうか。ヒミコ伝の悪役とか、イートマンの悪役とか(テレ東アニメばっかり)。

 っつうか、若本規夫って、「ラストブロンクス」のクロサワとか、「ポップチェイサー」のザックとかもやってたらしいじゃん? 凄いなぁ!
 マ、マロンちゃーん!(YAT繋がり)

今週のチャンピオン:
 「バロン・コング・バトル」が今週で終了した。事実上の打ち切りと言ってもよろしいだろう。

 思えば、このマンガが面白かったのは、バロンがあくまで「人間」としてネオ・ヒュームの変態達と知恵と勇気と腕の怪光線技だけで戦う、という初期設定が良かったからだった。それ故に、実はバロンが神の子だったという事になってしまった中盤以降は、「人間対超人」という要素が薄れてしまい、どうも面白みに欠けたきらいがある。
 また、単に格闘マンガとして読んだ時も、どーもゴードンちゃんとの決闘が間延びし過ぎていたり、中盤以降は戦闘シーンの展開が陳腐になってしまったりと、イマイチな要素が目立った。早い話がアイデア不足ですなぁ。
 まぁ、作者の画力や発想力の高さは証明されたので、次回作に期待といったところだろうか。原作書く人が付いたら、結構良いモノ作れるかも知れない。

 しかし、そろそろチャンピオンの好調さにも陰りが見えてきたかな、という感じ。
 立ち読みに切り替えようか思案中。


99/06/18 ■どれだけ生きれば癒されるのだろう

 ヽ(*´ー`*)ノ (←素敵な笑顔の挨拶)

 「どれだけ生きれば癒されるのだろう」は、我らがカウビのED曲からの引用なのだが、やっぱこの歌いいですねコレ。こういうのを聴いていると、生きてて良いのか死んだ方が良いのか判らなくなって来ること頻りだ。

 それにしても、来週は研修ですか! それって、ひょっとして、管理職への第一歩ですか? 大人の階段上ってホワイトカラーの事務職オヤジになりますか?
 よ、やるねこの係長! 出世大名! 何故か笑介!(←もはや屈辱行為)

 オレが前にいた会社の場合、業務上の事故で死ねば二階級特進するという縁起でもない制度があり、昇進したくなったら命と引き替えに平社員でも突然課長補佐になれたりした。死ぬけど。
 なので、貴様においてもイザという時のために、会社規約をよく読んでおいた方がいいかも知れぬ。まぁ、遺族に支払われる慰問金がちょっと上がる程度なのだが。

 でも、泥の川に浸かった人生も悪くないネ! じゃ!(ドクロ)


99/06/21 ■月曜日ではボクは死なない

 ゴメンネ!(春麗よりもむしろスーパーリアル麻雀のゲームオーバー時の雰囲気で)
 という訳で、元気かシニア幹部候補生(断定)。

 オレは、昨日映画ドラえもん「ザ・ドラエモンズ&のび太の結婚前夜」をビデオで観たので元気だ。やっぱ、オレの人生の基本はドラえもんだね! 「のび太の結婚前夜」でしずかちゃんのパパが言った「のび太君の類い希なる感受性、見事なり! 彼を娘の夫として認める!」(要約)という台詞は心に染みるね! あと、「ザ・ドラエモンズ」の内容の暴走っぷりも激しいね! 林原めぐみや丹下桜が大山のぶ代と競演している姿は、もはや奇跡と言ってもいいくらいの壮絶さだね! 子供に夢を与えるアニメって、子供に夢を与えさえすればあとは何をやっても構わないんだなぁ! 凄いなぁ!

 それでは研修ガンバレ。死ぬほど辛くなったら、「カードキャプターさくらに出て来る知世の母・園美のダンナって、いったいどんな男なんだろう?」とか考えつつ耐えろよ!
 ジャイ!


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