Mail from Beyond
2002年 6月


2002/06/03 ■アキハバラおそうじ志隊、西へ

 いい加減ゴムから卒業しろよ!(挨拶)

近況:
 日曜日に予告通り秋葉原行って来たぜ!(行き帰りとも鈍行列車で)
 今使っている Revo+ のバッテリーが極めて不調なので、その代わりとなる PDA として Palm 互換機の Visor Edge という奴を買ったぜ!(Visor Edge は既に生産が終了しており、既に時代遅れ気味なスペックのマシンなので在庫処分価格になっている点に注目)
 更に、個人的にちょっと必要だったこともあり、1200dpi クラスの USB 接続スキャナもゲットしたぜ!(中古で、しかもドライバディスクもケーブルもマニュアルも化粧箱もない奴を)
 二つ併せると結構な荷物になったけど、どちらもすぐに使いたかったので、そのまま持ち帰ったぜ!(宅配するコストがもったいないので)
 あと、オレにしては珍しく、エロ同人誌とかそういうオタク臭いグッズはいっさい購入しなかったぜ!(金かかるから)

 結論:金がないです

 懸案のビデオキャプチャーボードは、まだ欲しい機種の値が下がらないので、今回は見送り。
 いつ買えるんだろ(自問自答)。

 あと、さすがにこの時期の東京はW杯観戦目的の外人さんが一杯いたが、その中でも個人的に一番グッと来たのは、秋葉原の外れにあるオシャレなイタリア風カフェ屋でカプチーノを啜っている時に目撃した、帽子にイタリアの国旗を立てながら来店したイタリア人の二人組だった。
 やっぱ本場のイタリアンはセンスが違うね!(色々な意味で)


2002/06/05 ■カテナチオ(ピスタチオの新種。うまい)

 イタリアは強いなぁー(一日遅れの話題)

 というかオレ。
 そっちの職場は今頃、にわかサッカーファンとなったオヤジ達が「イナモトいいねイナモト!」とか「やっぱりフランスはジダンがいないとダメだよな!」とかいうスポーツ新聞の記事そのまんまコピー&ペーストな話題で盛り上がっていると思うが、お前もやっぱりワールドカップサッカー日本代表を義理で応援してるのか?
 それとも、「よーしパパ、ロシア戦も観戦しちゃうぞー」って言ってる同僚に対して「サッカーってのはな、もっと殺伐としているものなんだよ!」とか言いながら、小一時間問いつめてるか?

 こっちはなんか昨日はトラブル続出で一日中大変でしたよトホホ。サッカーどころじゃないくらい。
 でも、真性サッカーマニアが多い職場なためかみんな早く帰っちゃったので、オレも便乗して早く帰ることができたことだけが救い。
 もっとガンバレ日本代表!(オレが早く帰れるから)


2002/06/10 ■「ニシキたん、お口くさ〜い」(連載打ち切り)

> 「女にはね、香りを出せる箇所が幾つもあるんですの(はぁと)」

 「女の香り」というフレーズから真っ先に連想してしまうのが、小学生くらいの時に学校で読んだ太平洋戦争の沖縄戦を扱ったマンガで、もう何日も風呂に入っていない「ひめゆり部隊」の面々が体から発する臭いを嗅いだ重傷の兵士が「ああ、いい香りだ…」と言いながらハァハァするシーンだったりするオレだが元気か。
 あの頃に読んだ戦争マンガは、今ではみんなオレの消えないトラウマとなっている気がするよ……。
 つうか、オレの心の傷跡に触れる話題をするなや(言いがかり)

 しかし最近のチャンピオンはホントにつまらなくなっている気がする。人気連載が次々と終わる一方、新連載で当たりなのは「無敵看板娘」くらいで明らかに読めるマンガが減ってるし、しかも今はヤンチャンの方でバキが裸で大暴れ編をやってる影響で本編の「バキ」は隔週連載になっちゃってるしと、どうも先行き不安。「ななか」が戻ってくる秋になるまで、マジで立ち読みに切り替えようかと思ってるよ。
 その一方で、ジャンプに載ってる「プリティフェイス」に萌えそうなオレがいる罠!(どんな罠だ)

 あとバーチャルネットアイドルサイトの件は、基本的にあまねくバーチャルネットアイドルサイトは「ちゆ12歳」のリスペクトサイトであり、また「『XXをリスペクトしている』と公言して作られた作品よりは、そのリスペクトされた対象の作品の方がに面白い」というリスペクトの法則(例:『スターウォーズ』よりは『隠し砦の三悪人』の方が面白い)に従えば、必然的に「ちゆ12歳」だけ見れば事足りる、という結論に達する。なので積極的には見てない。
 ああ、でも「ウロンのひとりごと」は面白いね。毒舌で。


2002/06/13 ■「それはいかなる戦いのためなのか」「――愛の戦いだ」

 バキのチンチンは萌え要素!(直球挨拶)

 ヤングチャンピオンの「バキ」はこちらも読んだが、やることなすことみんな大げさで必要以上に面白くて脱帽。
 過剰に反り返ってるアレも相当ナニなのだが、個人的には尻の筋肉の過剰な盛り上がりっぷりも気になった。あの筋肉の付き方、および力の入り方は明らかに異常。尻の筋肉があそこまで隆起してるってことは、もうバキの背中には緊張のあまり「鬼の顔」が浮き出てるくらい緊張してるんじゃないの? ってくらい。

 かつて、どっかの評論系同人誌か何かで「『刃牙』の肉体描写は、もうこれ以上やるとギャグになる寸前のレベルにまで誇張されているからこそ迫力がある」とか読んだことがあるが、今のヤンチャンのアレはもう肉体描写の最終ラインを飛び越えちゃってると思う。つまりバキ初体験編はギャグマンガ確定。
 あと、双方の心理描写が格闘シーンのノリそのまんまなのは、このマンガはエロマンガでもギャグマンガでもなくあくまで「格闘マンガ」であり、如何なる時も男は戦うものなのだ! 天国でアッハーンじゃなくて天国で割腹を選ぶのが戦う男の姿! とアピールしていると解釈しているがどうか。
 そんなところでアピールしてどうするよという気がしないでもないが。

 あと、そちらの職場では明日の日本戦観戦のために仕事しない奴が多いとお嘆きのようだが、この現象は別にお前の職場だけではなく、全世界的な規模で発生しているので安心しろ。勿論、こっちの職場でも同じ現象が起こっている。
 こっちなんかはにわか者じゃないホンモノのサッカーファンが沢山いるので、TV観戦じゃ飽きたらず、実際にチケット取って試合見に行く剛の者もいたりする。なので、今日などは「大分までサッカーを観戦してその日のうちに神奈川まで帰る手段はないか?」とか「決勝ラウンドのチケット取得は案外楽らしいぜ?」とかの気合いが入ったW杯トークが繰り広げられており、もはや仕事をやる雰囲気じゃねぇといった感じだ。
 趣味のために仕事を犠牲にするのは別に人間失格な行為でも何でもなく、人として正しい姿であることを知れ! 「これが社会人の採るべき行動なのか」なんて疑問を持ってる奴は、ワーカホリックと見なして断罪しる!

 というか、サッカーって競技は、ハマればハマるほどどんどんダメになって行く、ダメ人間製造装置としての役割を果たしているんだよねー。
 サッカーを観てダメになるのが、グローバルスタンダードへの第一歩。
 これで日本も安心だ。(ダメ)


2002/06/14 ■今夜、道頓堀は人肉で埋まるであろう(予言)

 イタリアが決勝トーナメント行けて良かったな!(一日遅れの挨拶)

 つうか、日本が勝ったみたいだけど、今日もちゃんと仕事してたかー?
 オレはしてたぜー?(スポーツニュースサイトを観ながら)

 しかし、他のみんなはほとんど「サッカー観戦のために早退」あるいは「サッカー観戦する人が多いのでそれに便乗して早退」との理由で午前中に帰ってしまっており、午後5時半頃に残っていた人はもはや明らかに「ワーカホリック」種族に属するタイプの人間である。従って、つまりオレもワーカホリック決定。オガーン。

 人がほとんどいない午後3時半以降のオフィスで電話が鳴っているのを見ながら、「今日は全国的に仕事しないでいい日なのに、なんで電話なんかかけてるの? そんなに仕事好きなのか?」とか思った罠。
 日本人はもっと「遊び」に真剣に向き合うべきだと思った。

 と思う俺もワーカホリック決定。オガーン。


2002/06/18 ■寝不足の頭に響く電話の音に軽やかな殺意を感じる物憂げな午後

 さっきからオレの頭の中に「りぜるまいん」のOP曲を延々と流し続けているのは、貴様の電波の仕業かー!(挨拶)

 というかオレ。お元気ですか旦那様(りぜるではなく執事役のセムシ男の声で)。
 こっちは残業→帰宅が遅くなる→寝るのが遅くなる→翌日起きるのが遅くなる→出社時刻が遅くなる→時間合わせで残業する、の無限ループに陥ってしまってはふーん。どうしてくれる?

 とりあえず今日は早めに帰って早く寝ることにしていきたい。
 今日こそは!(野望)

 あと、秋葉原はどうでしたか秋葉原は。
 Celeron の購入は済ませたか? Do! Books への巡礼は? 部屋のスミでガタガタ震えて命ごいをする心の準備はOK?(何が何やら)

りぜるまいんDVD情報:
 3巻は6月19日発売、4巻は 7月17日発売の模様。
 TV放送の方は多分次回で最終回っぽいのだが、ぜんぜんそんな気がしないのがポイント。
 まぁ、そういうアニメだと言われればそれまでだが。


2002/06/20 ■戦士はもう一人いるが、犬はあと7 匹もいる

 揚げパスタ!(イタリア代表敗退追悼挨拶)

 イタリアチームはなんか「審判が公平じゃねぇぇぇええよ!」と叫んで告訴して行きたい意向らしいのだが、こういうトラブルが出ると何かせっかくのW杯サッカー熱も萎えちゃうですよ。サッカーって、プレイヤーがジャッジを信頼しないと成立しないスポーツだと思うのだが。
 まぁ、審判を信頼しない文化があるのは日本のプロ野球界だけじゃなかった、というのが判っただけでも収穫ですかね〜トホホ。

近況:
 ようやく壊れていたケーブルモデムの修理が完了。しばらく忘れていた常時接続環境のありがたさに打ち震える今日この頃。
 ああ、もうオレ、ネットがないとダメだ……

 犬が追ってくる(おわり)


2002/06/21 ■W杯速報:ブラジル代表のブランカが、イングランド代表のバーディーを金ちゃんキックで撃破

 ははははふはふはふはふーん!(りぜるがオリジナルコンボを発動系挨拶)

 というか、オレにとって「りぜるまいん」とはりぜるのアレっぷりを楽しむ為の作品であり、それ故にりぜるの出番を奪うあの性格破綻な眼鏡っ娘は単なるストレス発生因子に過ぎないので、正直後半のりぜるまいんはオレにとってはややテンション低めな作品になってしまっているのも事実。眼鏡の有無で性格が変わるってのも、正直ありきたりだしなぁ。
 どうせなら、もっと設定レベルでりぜるの出生の秘密を握っているとか、そういうグッと来る要素が欲しかったですよ。ボヨヨン。

近況:
 昨日本屋に寄ったら、しゅーまっは5巻と一緒にスクライドの5巻が発売していたので勢いで購入。
 「こ、小林って何だ〜〜!」「熟れた女よ〜〜!」とかそんなイカした台詞ばっかりで大爆笑。

 格闘シーンの技の表現を単にキャラのアップと台詞だけで処理しているという時点で、すでに「マンガ」という表現媒体の作品としては失格なのだが、ここまで徹底してネームの馬鹿馬鹿しさだけで勝負している姿を見ると、逆に一種のすがすがしささえ感じる。そういう意味では、5巻(だけ)は買っても損しないコミックスになっていると思った。

 あと巻末には、脚本を書いた黒田氏(「おねがいティーチャー」の脚本書いたのもこの人)の各話解説や関係者の座談会記事などがオマケで入っているのだが、これを読むと「アニメの脚本って、酒を飲みながら適当に面白いこと書いていれば成立するものなの?」とか思ってしまってアッハーン。

 おねティの終盤があんなになったのは、酔っぱらいが脚本書いてたからだったのか!
 何とかしてよぷにぷにぽえみぃ!(←誰?)


2002/06/24 ■情報:「りぜるまいん」第2シリーズが10月から放送決定Θ(* ´д` *) Θ

オレの考えた最終兵器彼女ゲーム:
 プレイヤーはちせの生体改造を担当する自衛隊のメカニック。
 ちせを投入する戦場のタイプに合わせてちせの装備をカスタマイズ! カスタマイズ!
 ちせにゃんにはにゃーんな格好をさせて敵に萌えさせて油断を誘うのも、ガッチガチの重装をさせて徹底破壊を試みるも、全てはプレイヤーであるキミの裁量のうち!
 戦闘シーンはPS2の機能を極限まで活かしたアクションシューティング! なみいる米軍のザコ共を、キミの選択した最強装備で屠りまくれ!
 でも、ちせは時々ストレス過多でシュウジやテツのところに逃亡することもあるので、ストーキングも忘れるな! 制御を失ってちせが暴走を始めると、地球が滅亡してしまうので要注意!
 果たして、キミは「ちせ」という名の恋する破壊神を、どこまで制御することができるのか!

 最終兵器彼女シリーズ最新作・「ちせ育成計画」
 まもなく発売!

 というか、やっぱ最終兵器彼女をゲーム化するならシューティングがベストだと思わない?
 あるいはコスプレゲーにするとか。メイドの格好をしたちせにゃんが、重火器抱えて大暴れ! だなんて、「ナジカ電撃作戦」みたいで萌えるよなァ!

近況:
 プレステCDのオーディオデータを自由に再生できるツールを見付けたので、それを使って前からの懸案であった「俺の屍を越えて行け・死に台詞音声ライブラリー」をついに作成。
 これで、いつでも死に行く者達の最期の言葉を聞きまくって鬱になれるぜー

「へへ、笑うなよ
 オレ、今度はヒバリに生まれ変わろうと思うんだ……」(おわり)


2002/06/27 ■パンゲアの娘りぜる

 かつて「究極超人あ〜る」のファンだった人間として、「パンゲアの娘KUNIE」の連載が打ち切り終了したことに対するコメントはないか?(挨拶)

 それにしても、ゆうきまさみのマンガがあっけなく打ち切りになる様をリアルタイムで拝めることができるだなんて、思えば遠くに来たものだと思う今日このごろだが元気か。
 昨日は久しぶりにお休みを取り、真っ昼間にビール飲みながら2ちゃんねるを見るという最高級のダメ生活をエンジョイしてました。
 素晴らしい…(ガーゴイル様@ふしぎの海のナディアの声で)

 それでお問い合わせのヤングチャンピオンの件だが、チンモロ火曜日には発売されてましたよ?(三島駅北口近くのコンビニで確認)
 今回のお話は「セクースは格闘だ!」を合い言葉に、バキが梢江たんの体を壊しまくってて大笑い。前回の話から想像はできていたが、ここまで格闘をメタファーに使うとはお見事と言うか何というか。板垣センセは期待にそぐわない良い仕事してると思った。

 あと「ベルセルク」23巻は勿論激しく購入予定だが、今月チェックしておくべきコミックスとしては、「G-On らいだーず」の作者の小野敏洋が別名義(上連雀三平)で描いてる「アナルジャスティス」の2巻を上げておきたい。「肛門には男も女もない!」とか「肛門の前にはすべてのおちんちんは平等である!」とかおかしい台詞がバンバン出てくるエポックメイキングな怪作としてその筋では知られており、これを知らないと遅れちゃうよ!(美少女エロマンガが大好きなオタク達の話題に) って感じなので合掌。
 仮にもオタクサイトを立ち上げたいと欲するなら読め! じゃなきゃ読むな!(どっちだよ)

 あとボーナスの使い道に困ったら、オレに何かおごってくれ。最近は金欠気味で苦しいのよ。
 お前のオゴリで小田原のイタリア料理屋で食いまくりとかを希望するが、ダメならうまい棒とビールでも可(安い)。


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