Mail from Beyond
2001年10月


2001/10/09 ■平和推進NGO、各国に「世界甘噛み大会」開催を呼びかけ

 戦争よりも愛を! 銃よりも甘噛みを!
 LOVE AND PEACE! AND 甘噛み!(挨拶)

 こっちの連休中は、新番組の「ナジカ電撃作戦」や「ちっちゃな雪使いシュガー」のビデオを観ながら昼寝したり、部屋を掃除しながら昼寝したり、チャットを夜中までやった挙げ句に昼寝したりしてました。
 その秋の新番組の中では、やはり「ナジカ電撃作戦」の壮絶なパンチラっぷりは素直に評価に値すると思う。2ちゃんねるのアニメ板には「パンチラばっかりで萎え〜」「脚本が陳腐」みたいなコメントが散在されるが、それはまだこのアニメの楽しみ方が判っていない証拠であり、猛烈な反省を促したい。
 これはバカアニメなんだから、「うわースゲー」とか言ってビール飲みながらガハガハ笑って脳を減らしながら観ればいいんだよ! 主人公が理屈をこね回している頭が良さそうなドラマや、登場人物がみんなクールにキメてるドラマばかりがエンターテイメントじゃないことを知れ! 「エヴァ」や「ビバップ」ばっかり観てないで、たまには「ルパン三世・念力珍作戦」とかのトラッシュドラマを観て見聞を広めろ! とか言いたい所存。
 まったく、世の中には頭が妙に良いものばかりを求める奴が多くて困るよな!
 バカになれ!(それもどうか)

 あと新番組の中では、アニメではないが土曜日午後6時からNHK教育で始まった「料理少年Kタロー」という子供向けドラマが、おかしさ満点で(頭が)意外にオモロかった。
 主人公のKタロー少年がコック帽を被ると刺繍の「K」の文字がいきなり赤く輝いたり、いきなりメラメラ炎が燃えてる背景が入ったり、主人公のライバルとして「七福神」と名乗るお笑い集団の(としか思えない)オッサン達が出て来たり、主題歌を水木一郎が歌ってたり(タイトル:「熱くるしいぜ」)と、何かこう制作スタッフがやりたい放題やってる感じがして、大変に微笑ましい。
 来年1月からは「エスパー魔美」の実写版もやるっていうし、NHK教育のドラマは相変わらず油断できないぜ!

 おわり(眠い)


2001/10/11 ■ラディンの吹き替え声優は「タイムボカン」のボヤッキー役・八奈見乗児で

 NGOが倒れても、甘噛みの精神は不屈であるッ!

 アメリカ精鋭特殊部隊とアラブの屈強なムジャヘディン達が、「オレの方が優しく噛めるぜ!」とか言いながら、武器を捨てて互いの小指や耳たぶを甘噛み合う姿を想像して頂きたい。これこそが正に「LOVE AND PEACE」のあるべき姿であり、平和に満ちた安らぎの世界であるとは思えないか?
 そうなのだ。甘噛みあうことによってこそ、人は真に分かり合えるのだ。ジョン・レノンが夢見た LOVE AND PEACE の理念は、人々が甘噛み合うことから始まるのだ!
 LOVE AND PEACE! AND 甘噛み!

 つうか、今の世の中で平和を訴えるのは難しいね!
 オレ(別名:甘噛みモンガー)。

今週のチャンピオンの萌えポイント:
 ななか 6/17 に新登場したブラコン女子中学生


2001/10/17 ■祝! 「ナズミ@」2巻発売!

 「ラブひな」があと2回で終了だなんて!(挨拶)

報告:
 今週のサンデーは、「ダンドーXi」でラミアが裸でハァハァ言っているので必見。
 ついでに、「ライジングサン」も今週で打ち切りなので必見。最初はアメリカ主導でダメになっていく日本の行く故を憂う愛国精神溢れる右翼的ノリのマンガのはずだったのだが、最終回は何故か「傀儡政府を倒して人民による人民のための人民革命を!」みたいな左翼的ノリになっているのが、興味深いというか何というか。

 このマンガの企画を立てた編集者は、とりあえず「愛國戦隊大日本」を強制鑑賞させる刑に処するべきではないかと思った。
 やっぱ、右翼的思想をネタにするなら、もっとハッチャケなきゃダメだよなぁ。

 GLOW THE SUN! RISING SUN!
 愛國戰隊 大日本!(終わり)


2001/10/22 ■ペルタンぺットン パラリラポン〜

 ヒッピーになれー!(ももこっちの声で挨拶)

 日曜に「おジャ魔女どれみ」を観ていたら、ホントにももこっちーがヒッピーに変身した上、「LOVE AND PEACE」を高らかにフォークソングで歌い上げるシーンが出てきたのには本気で驚いた。

 今の子供が60〜70年代に世界を席巻したヒッピームーヴメントを知っているとは思えないので、きっと番組が終わった後は日本各地で「ママー、ヒッピーってなにー?」と無邪気に親に尋ねる子供と、「ああ、それは昔、母さんがね…」と言いつつ、その昔に「セックス・ドラッグ・ロックンロール」なヒッピー文化に感化された青春を送った過去を抱えている30〜40代主婦との間で、ジミ・ヘンやジョン・レノンなどのヒッピームーヴメントを代表するアーティストについての熱いトークが交わされたに違いない。
 こうして次の世代にもヒッピームーブメントが語り継がれていく訳であり、スゲエぜ「おジャ魔女」! 相変わらず侮れないよな!

 つうか、子供番組で「ヒッピーになれー!」はねぇだろうと思うがどうか。


2001/10/30 ■夢の対決:移動菩薩G・ガラン対最終兵器ちせ

 ルール:先に人類を完殺した方の勝ち!(挨拶)

 「最終兵器彼女」の最終回は読んだか?
 オレ。

 あの最終回だが、何というか「世界の滅亡を望んでいた人の描いた妄想」みたいな話だと思った。
 全ての希望を失った人類は人の手によって生まれた破壊神であるちせにゃんの手によって無に帰し、神に愛されたシュウジただ一人だけが誰もいない世界をさまようという、究極のカタストロフ描写。これって、結局は「こんな世界なんか滅んでしまえばいいのに!」と思い願っている人の思考を煮しめた結末なのではないか。
 滅んだ世界で自分だけが生き残るって辺りも、なんか自分にとって都合良い終わり方だしなぁ。

 つまり、このラストにグッと来れる人はある種の破滅願望の持ち主ということであり、そうじゃない人は「なんか気味悪いモノを見せられたなぁ」と不愉快になってしまうこと請け合いなのではないのだろうか。2ちゃんの「最終兵器彼女」スレを見てると「エヴァみてぇ」という感想がそこかしこで見られるが、まぁある意味この終わり方は映画版エヴァに似ていなくもないような気がする。
 結局、このマンガは、まだ世の中に破滅願望が残っていた1999年より前にやるべきだったんじゃなかろうか。個人的には、今更こんなの見せられてもニャー、って感じだったよ。

 あと、なんか昨日は「蛮勇引力」1巻の発売日だったらしいのだが、ウッカリしてて本屋に寄るの忘れましたイヤーン。君はもう買ったかにょ?
 今日こそ本屋に尊野蛮の心意気でつかまつりたいのだが、話によると発行部数が少ないそうなのでゲットできるか不安。

 うわーこんなメール打ってる暇があったら帰りたいー(おわり)


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