Mail from Beyond
2001年 4月

　で、「ちぃ」って何？　麻雀ロボットのこと？（一般人風挨拶）

　というかオレ。お久しぶり。
　週末は上京してネットの知り合いな方々と新宿で酒飲みながら声優トークしたり、江古田で酒飲みながらマンガトークしたりしてました。おかげで疲れまくりのヘタレまくり。特に内臓が。
　二晩連続飲み会は、仮にも胃で医者から薬もらっている人間のやる事じゃないと思ったが、でもオモロかったので反省してません。恐怖新聞が何だ！（何ソレ）

　それで今週の「ちょびっツ」は、あれは要するにちぃが『一番好きな人にしか触らせたくない！（特に、股間の謎の突起物を）』と自分の気持ちに気が付き、自らの純潔を守るために思わず特攻形態に変形！　アタシの胸の中には、主人公のダメ青年に対する愛が燃えている！　山口百恵が歌うところの「女の子の一番大切なもの」のために、今まさに左解禁！　という事でよろしいのか。自分で書いててよく判りませんが。
　例の変な先生とロリメカマニアの友人との件もあるし、どうやら「ちぃ」を巡る物語も新しい段階に移って来た感じ。まぁ、基本的にコンセプトがダメなマンガであることには変わらないのだが、連載作品としては割と上手く行ってる方じゃないんですかね？
　こんな程度のマンガにいちいち鬱になっていたら、克・亜樹のマンガとか遊人のマンガなんか読めませんぜ！（読まなくていいけど）

　あと「最終兵器彼女」だが、キャッチコピーが『この星で、一番最後のラブストーリー』である以上、いわゆる普通のハッピーエンドは到底望めないのではないかと思う。基本的な話のラインが「絶望的な状況下で幸せになろうともがく若者達の描写」だしなぁこのマンガ。とにかく、彼らには若者らしく、見えない明日に向かって突っ走って頂きたいものだ。

　地球が滅亡するのが先か？
　はたまた、シュウジがちせの股間の突起物をクリックできるようになるのが先か？
　恋人達の運命や如何に！

　なお、「最終兵器彼女」は全６巻の予定の模様です（おわり）

　とっくの昔に義眼だにょ！（挨拶）

　ああ、本当にチャンピオンにでじこが参上しているにょ！
　こげどんぽのマンガがチャンピオンで毎週読めるとは、スゴイ時代になったものですにょ！
　オレ。

　なお、ウチの「すもも」はアメリカ生まれのロリぷに美少女である Palm ではなく、イギリス生まれの金髪碧眼のスレンダーなロリ美少女 revo PLUS なので、その辺は誤解しないで頂きたい。
　そして、オレが「ちょびっツ」１巻の初回特権であるマウスパッドを持っているという疑惑については、弁護士を立ててでも抗議していきたい所存である。名誉に関わるからな！（関わるのか）

　で、静岡では今週はミカヅキ強化週間な模様だが、オタク文化の電波発信源であるテレビ東京では、昨夜から「シスタープリンセス」というアニメが始まった。　ここでいう「シスター」は、修道院の尼さんのことじゃなくて、そのまんま「妹」の意味である。これは即ち、妹キャラ萌えアニメなのだ。
　オレも詳しいことはよく判らないのだが、なんか主人公のダメ少年（高校一年）には諸般の事情で離ればなれになって暮らしている妹が全部で１２人いて、奴らは会うたびに「お兄さま〜」とか「お兄ちゃ〜ん」とか「おにいたまぁ〜」とか言いながらこっちを一方的に慕ってくるという、明らかに設定を作った奴の頭がおかしいギャルゲーをアニメ化したものらしいですＹＯ！

　第一話をとりあえず見てみたのだが、確かに声優陣は豪華でその辺のマニアのツボは抑えているものの、なんか逆に「声優を起用するのに金を取られてアニメの方がなおざりになっている」感溢れる低予算っぷりが垣間見える。脚本も変だし（設定がヘンなので仕方ないが）。
　なので、これは今のキャラ萌えブームに便乗した、「こんなダメなアニメが作られて売られることそのものを楽しむ、メタレベルで鑑賞するべきアニメ」というセグメントに属する作品に決定。

　つうか、こんなのを見て本気で面白がっている奴がいたら、そいつはさっさと「オタクに対する悪意の象徴」であるでじこの目からビーム！　で焼き殺されるべきである！　焼き払え！　なぎ払え！　どうしたバケ者（でじこ）、さっさと撃たんか！　それでも世界を七日間で萌え滅ぼした一族の末裔か！　なのである！

　そして、いちいちこんなのリアルタイムで観るなんて、オレもどうかしていると思ったよ。シスプリグッズはオレに対する嫌がらせとして有効です。
　秋葉原に行ったら、例のメイドコスプレ喫茶に寄るのを忘れるな！（おわり）

（注：以下、田中信夫（サンダース軍曹）の声で読むこと）

　何ィ？　「だぁ！だぁ！だぁ！」で萌えられないだと？
　貴様、それでも萌え軍人かッ！
　貴様のその濁った目は、何のために付いていると思ってるンだッ！
　貴様、どこの訓練所で、何を学んできたッ！
　言ってみろッ！

　よぅしッ！
　地獄の訓練で「ハゥ・トゥ・萌え」を骨の髄までたたき込まれた貴様のその眼で、もう一度よく「だぁ！だぁ！だぁ！」を観察しろッ！
　違うッ！　幼児と新人声優がアテレコやってる女子キャラじゃないッ！
　そこには、白くて丸くてフワフワしてモコモコし、その形状は犬のようであり猫のようであり、かつ声が「おジャ魔女どれみ」のどれみっちと一緒の、魅惑の変身動物・ワンニャーがいるではないか！
　一流の萌え軍人なら、ワンニャーで萌えるくらいの気概を見せてみろッ！

　いいかッ！　「だぁ！だぁ！だぁ！」如きに萌えられないようでは、このキャラ萌え最前線では生き残れんぞッ！
　それができないようなら、おとなしく故郷へ帰って「カードキャプターさくら」のビデオをすり切れるまで鑑賞してやがれッ！
　「はにゃ〜ん」？　とかッ！　「ほぇ〜」？　とかッ！　言いながらなァ！
　この（幼女趣味を意味する放送禁止用語）野郎が！

　貴様には、罰として一週間の炊事当番、および萌え要素ゼロのメリケン産アニメ・「ウッディウッドペッカー」強制鑑賞の任務を命じるッ！
　判ったかッ！
　返事はどうしたッ！

解説：
　「だぁ！だぁ！だぁ！」の正体は、序盤はショボくても、見続けているうちに不思議とキャラや声優に愛着が沸いてくる、癒し系アニメです。
　オレの中では、「カードキャプターさくら」のような判りやすさはないものの、「さくら」や「おジャ魔女」とは違ったアプローチでメインターゲットの少女層（および、大きなお兄さん層）の心に迫るアニメとして評価されるべき作品という位置付け。
　とりあえず、心に余裕があったら見続けてみることをオススメする。

　それに、どうせあの時間帯には裏番組に他に観たい番組ないしな（結論）。

　今日はどうやら「１３日の金曜日の仏滅」という、まるで８０年代にサンデーとかに載っていたベッタベタなラブコメマンガの１エピソードに出て来そうな安直な設定の日であるらしく、即ち『主人公のダメ少年が廊下で出会い頭にメガネを掛けた典型的なエキストラ女子とぶつかり、勢い余って二人一緒に床に倒れ込み、たまたま女の子の胸の間に主人公の顔がバフ！　おっぱいムニュ！　いやーんエッチー！　バチーン！（殴られ音）　しかも、その姿を憧れのあの娘とか幼なじみで隣に住んでるアイツとかにも見られちゃってもう大変！　「ああもう、あんな姿をあの娘に見られちゃうなんて、今日はツいてないなぁ！　いやでも、女の子のボインにタッチできちゃったのはツいてるのかも！？」「なにデレデレしてんのよ！　サイテー！　バカバカエッチ！」「何だよ！　オマエには関係ないだろ！　何怒ってんだよ！」「ンもう！　アンタなんか嫌い！」』みたいな愉快なイベントが起こりがちな日らしいのだが、そちらは元気か。

　こちらは金欠だ（挨拶）。

近況：
　ドリキャスの「ソウルキャリバー」を今更買って、時々プレイ中。
　服装だけならヴォルドをも越える変態っぷりを披露しているアイヴィーの姿に驚愕。
　せめてパンツくらい履け！　と言いたい。

　言ったのでおわり。

　心からお悔やみ申し上げます（挨拶）

　やっと読んだよヤングアニマルの「蛮勇引力」。
　要するに、神機力Ｑ発電「国常立尊」に依存するあまり全体主義国家となっちゃった日本を構造改革するべく、浪人（というかもはやヤクザ）な主人公の蛮勇正雪が酒飲みながら参上！　レンジでチン！　天誅ズバ！　というマンガであるということでよろしいのか。
　ネーミングセンスや設定が相変わらずスッ飛んでいるし、登場するキャラがみんな変人である点なども大変にイカしており、個人的にはンもう超オッケー？　みたいなー？　って感じで御座いまして合掌。「キャラさえ立ってさえいれば何とかなる」というマンガ作りの王道を往く、いいマンガじゃないですか。

　まぁ、山口貴由のマンガだから例によってそのうち暴走を始めるか息切れするかどっちかになるとは思うのだが（偏見）、でも彼の描くマンガを迎えるに当たっては「何がなんだかわからんが、とにかく良し！！」という無敵の呪文を心に刻むのを忘れるな！　カードキャプターさくらにおける「何とかなるよ！　絶対大丈夫だよ！」と同レベルの根拠しかない（つまりは無根拠）この言葉こそが、本来マンガが持っているダイナミズムを体現するものである、という事を知れ！
　何がなんだかわからんが、とにかく良し！！

　あと同じ雑誌に載っていた「ふたりエッチ」なんですけど（いきなりテンション下がる）、内容はともかく、台詞の語尾に「☆」とか「ハートマーク」を多用しているのが非常に気になった。
　これって、でじこの台詞の語尾に「にょ」が付くのと同じく、キャラを立てるための記号のようなものなんだろうか？

　「僕が一番ガンダムを上手く使えるんだ☆」
　「親父にもぶたれたことないのに☆」
　「謀ったな☆　シャア☆」
　「坊やだからさ♥」

　とか書くと、ガンダムの名台詞もたちまち克・亜樹のマンガみたいなファンシーないい雰囲気に！
　何か、ネット上の掲示板のカキコとかでやたらと語尾に☆を付ける「克・亜樹系」スタイルを提唱したくなった所存。２ちゃんねるで流行らせろ！（お前が）

　この男、不敬につき☆（おわり）

　焼くと肉球から汁が出てより柔らかくプニプニして来るんですよね〜（挨拶）

　つうか、出張ついでの CURE MAID CAFE への偵察ご苦労。
　ホントに実在したのかあの店。

　昨夜ネット知人とチャットで話していたのだが、あの店は風体は喫茶店なのだが、コアな部分のノリは風俗に通じるものがあるのかも知れない、という結論に至った。
　アンミラの制服とかなら、まだ普通の女の子が「うわ、アレ萌え！　着てぇ！」とか言って憧れるとかいうシチュエーションも考えられなくもないのだが（ホントか）、鬼の哭く街・秋葉原のオタクショップビルの６Ｆでメイド服コスプレするというのは、どう考えても相当の覚悟が完了した者ではなければできないんじゃないかと思う。

　ひやかしで入るにはあまりにも業が深すぎる店、CURE MAID CAFE。
　そして、そんな邪悪な存在をも許容してしまう秋葉原恐るべし！

　とか言いながら、次回秋葉原に行った時に備えて買い物リストを作成中なんですけどねテヘ☆
　5/4 に所用で東京に出向くので、その前後に秋葉原とかに寄れるかどうか工面中。
　主に財布の中と。

　鬼萌え軍曹は、現在テレ東アニメ戦線極北方面の最前線に位置する「シスタープリンセス」を相手に奮戦中であるッ！（挨拶）

　つうか、萌え新兵たる貴様にもぜひ「シスプリ」を見せてやりたいよ。
　無茶な設定！　ヘボい脚本！　３０分の間に１２人の妹達から一方的に浴びせられる、「お兄様」コール十字砲火の恐怖！　オープニング中にアイドル声優（堀江由衣）本人が出てくるビデオクリップを挿入する、露骨な声優売り出し戦術！　圧倒的な物量をバックにした、グッズ商法の絨毯爆撃！

　こんなシスプリの前では、あの鬼萌え軍曹サンダースですら、「こいつぁ『セラフィムコール』以上の難敵だッ！」と恐怖していると聞く。
　負けるな鬼萌え軍曹！　頑張れ鬼萌え軍曹！（誰？）

　元「あ〜る」ファンの立場として、ゆうきまさみの新連載「パンゲアの娘 KUNIE」が始まった事に対するコメントはないか？（挨拶）
　というかオレ。

　なお、「顔無し司令」の「顔無し」は、『フェイスレス』ではなくむしろ『ツラなし』と読むとイイ感じです。
　で、てっきり彼は、訳あって姿を変えていたマサルさん（←リーゼロッテの声で読むこと）の実の父親という設定であり、オレの脚本では最終回でからくりに心を奪われて操られていたマサルを命を賭けて救出し、ラストシーンで「マサル！　生きろォーッ！」と大塚明夫ヴォイスで絶叫してノーチラス号の主砲でからくり要塞の壁をブチ抜きつつカッコ良く死ぬはずだったのに、ここで力尽きるとは残念であります。
　男なら本当の死に場所を自分で見付けて欲しかったよ！　それとも、まだあれでも死んでも死にきれていないのかな！
　つうか、ちょっと最近お疲れ気味なような気がするよ「からくりサーカス」。
　大丈夫？

　そして今週のチャンピオンだが、とりあえずニューカマーおっぱいムニュ☆マンガであるところの「エイケン」は、当然貴様も読んだよな？　読んだよな？（ファイティングポーズを取りながら）
　個人的には、「ラブコメ好きなオタクは、あまりに絵柄が生々しくて必要以上にエロいと萌えられない」という特性を理解しないで「ラブひな」モドキをやっちゃったマンガって感じ。

　これに対しては、オレの心の中の臓物島に住んでいる鬼萌え軍曹サンダースが、「ただパンチラしまくっておっぱいムニュ☆なシーンがありゃいいってものじゃないんだぜ、坊主ッ！　萌え誘発因子を組み込んだ適度に簡略化した絵柄じゃないと、エロコメマンガはただの成人向けエロマンガと化してしまうことを肝に銘じろッ！　萌え抜きのエロがやりたきゃ、エロマンガ島へ帰れッ！　判ったかッ！　返事はどうしたッ！」と申しております。
　いいこと言うぜサンダース！

　で、ランゲルハンス島って何処？（おわり）