Mail from Beyond
2001年 3月


2001/03/01 ■X-MEN VS 制服伝説プリティーファイターX

 体操着少女が「バナナ大好き!」と叫びながらエリアルレイヴを!(挨拶)
 つうか、おひさしぶり。

 昨日は来るべきドキャのために安いソフトを探して回ったのだが、「スペースチャンネル5」「クレージータクシー」「グランディア2」等の定番モノは見つかったものの、肝心の「知世のビデオ大作戦」は中古では見つからず。どうやら、このままでは本体をすみやで買う時、一緒に「知世のビデオ大作戦」を購入するハメに陥ってしまい、レジのおばちゃんにあらぬ疑いをかけられてしまうのは必至である。
 ああ、更に「お兄さん! せっかくだから、こっちに売れ残っている初回限定版の方を買ってみてはどうだい!」とか言われてしまったらどうしよう! これって、前にビデオ屋で「お兄さん! せっかくだから、この『うろつき童子』もレンタルしたらどうだい!」って言われた時以上の屈辱ですYO!

 あとモバイルマシーンだが、流石にオレが買った PSION revo+ はあまりにマニアックな機種なので、あまり勧められない。
 WinCE 機だと、マニアの間で評判が良いのが ヒューレットパッカード社が出している hp jornada 720 だろうか。地図ビューアがあるかどうかは判らないが、MP3 等の再生機能は標準で入っているし、キーピッチもこの手のマシンの中では割と良い出来なので、メール打ちも問題なかろう。
 個人的にも興味がある機体なので、買え(命令)。10万円近くするけど。


2001/03/08 ■最終兵器キャプターさくら

 ちせにゃんではにゃーん! はにゃーん!(「最終兵器彼女」の最も間違った読み方)

 というか、おひさしぶり。
 寝不足と胃の不調で割と死んでます(近況)。

 しかし、ついに買ってしまったか「最終兵器彼女」。
 このマンガ、基本的にやっていることは

「あいたーな、あえなーいな、せつなーいな、このきーもちー
 いいたーの、いえなーいの チャンス! のーがしてばーかりー」

 という言葉に集約されるラブコメ少女マンガのバリエーションに過ぎない、と言ってしまえばそれまでなのだが、でもやっぱ舞台設定の絶妙さと、それを上手く活かした話の作り方をしているのは上手いと思う。
 このマンガは最後はおそらく(ちせを含めて)みんな死んで終わってしまうような気がしてならず、いわゆるハッピーエンドは絶対に訪れないと思うし、何よりも「何でこいつら戦争してるんだ」とか「何でちせが兵器に改造されたんだ」とかの設定面に説得力が全然なかったりするんだけど、それでもズンドコ読ませてしまう巧みさはスゲエ。
 久しぶりに「マンガの持つチカラ」を感じさせてくれますデスよ。
 と、マンガ批評っぽく書いてみたがどうか。

 そして、泣きたくなったら知世さまの膝で存分に泣け!
 そこが貴様の血涙島!(おわり)


2001/03/13 ■alt.binaries.pictures.erotica.hentai-anime

 だから、時代はもう「エヴァ」じゃなくて「ラブひな」なんだって、何度も言ってるじゃないか!(挨拶)

 例のインチキエヴァ2「アイはさだめ、さだめはシ」のポスター画像なら、私も観ましたデスよ。
 私の場合は、それを観た時は既に「エヴァ2はネタ」ってことを知っていたので、ああこりゃーよくできてるなーと思った程度だったのだが、やっぱりエヴァファンの間じゃ騙された人も多かったのな。

 今回の騒動の注目点は、未だにエヴァに対するファンの訴求力は失われていない、という事実が、改めて明らかになった点ではないかと思う。「ラブひな」はもはやアニメが放送終了すればそれっきりな存在に過ぎないのだろうが、「エヴァ」はその程度のものでは決してなかったのだ、という事なのだろう。時代を築いたアニメの底力を見た思いだ。
 まぁ、だからと言っても、こういうガセに踊らされるファンってのも、ちょっとどうかとは思うけどな(ドクロ)。

 で、ついでにガイナックスのサイトも見てみたんだけど、なんか「エヴァ」と「トップをねらえ」のキャラを二次利用しまくったグッズばっかりでしょぽーんというか何というか。
 「新世紀エヴァンゲリオン・悩殺カレンダー2001」なんてグッズは、本来ならコミケでエヴァ同人サークルが作って売るべきようなモノであり、ホンモノの版権元が安易に作っちゃいけないものだと思うんだけどなぁ。

 そして、最終兵器彼女4巻は3月30日発売ですYO!
 ヨーチェッケラ!(おわり)


2001/03/16 ■NO GAME, NO LIFE!

 鈍器でメッタ打ち!(挨拶)

 そして、医者は何処ですか?
 オレ。おひさしぶり。

近況(というかただのゲーム日記):
 「スペースチャンネル5」をクリアし、「知世のビデオ大作戦」にも飽きたので、第3のドキャゲーとして去年の夏にリリースされたRPG「グランディア2」を中古で購入してプレイ中。というか、帰宅して飯食ってから寝るまでの間、延々とやってる状態です。
 ゲームとしては、サターンで出ていた「グランディア」を改良した作りになっていて、良好なシステムに仕上がっていると思う。特に戦闘シーンがよくできており、操作しているだけで楽しめること請け合いだ。鈍器を持った僧侶系美少女キャラがフィールドをドタバタ走り回って「え〜い!」と叫びながらモンスターを鈍器でメッタ打ちにする様を見ているだけで和めること間違いなし(ヤベエ)。

 シナリオは、とりあえず太古の昔に光と闇の神同士の戦いがあって闇の神は粉砕されて世界各地に破片が封じられたけど光の神様も傷ついてこの地を去って以下略という、非常に判りやすい世界を舞台にしたヒロイックファンタジーで、全編に渡ってお約束的な展開が繰り広げられる。
 昨日なんか、「闇の力に取り憑かれて世界を滅ぼそうとする主人公の兄」と、世界の命運を賭けて戦って来ましたよ。ありがちな展開って心が和みますなぁ。

 話の方はそんなのでも別にいいんだけど、肝心の主人公パーティーに同行する女子キャラが、「気だては良いけど世間知らずな典型的お嬢様」「派手好きで横柄でやたら『超』を付けて喋る巨乳女子」「ちょっと綾波入ったメカ美少女」というオーダーなのが、個人的にはちょっとイマイチというか、「こんなんじゃ萌えねぇ!」という感じで残念。せめて、巨乳女子が攻撃魔法を使う度に「ああ〜ん、超燃え燃え〜!」っていうのはヤメテケレっての! アンタちょっと、いいからそこに正座して座れ!(説教オヤジっぽく)
 この辺、初代グランディアが「ちょっと年上のお姉さん」「ロリ」「天然ボケ」という基本を押さえたラインアップになっているのとは対照的だ。これが時代というものなのだろうか。

 とか言いながら、結局ハマッているんだけどねー(ヘボ)
 ゲームのヤリスギで死にそうDEATH。いやマジで。

 ゲームは楽しいなぁ(おわり)


2001/03/21 ■ななかのススメ

 はわわ〜完了!(挨拶)

 というか、お久しぶり。
 気合いで「グランディア2」をクリアした私です。眠くて死にそう。
 このゲーム、なんか「神も悪魔も降り立たぬ荒野に我々はいる」って感じのエンディングでした。いやもう、ホントに「神は死に絶え、悪魔も滅んだ。病んだ世界に立つのは、ただ信仰の対象を失った人間のみ」って話だったよ。諸行無常。

 で、例のみそ汁を持って戦う変態女装ショタマンガ「ぷろぶれむちゃいるど」なのだが、アレってなんか15年くらい前の「ホットミルク」とかそういう系統の雑誌に載っていたマンガっぽくない? いやその、絵柄とか話の雰囲気とかが。
 あのマンガ、今後はおそらく一応の主人公役のグズ少年と変態女装ショタとケンカ姉ちゃんの間で三角関係っぽくラブにひなるような展開に持っていくんじゃないかと思うのだが、しかし「ああ、これがもし往年のホットミルクに載っていたら、今頃はさっさと三人がアックンアックンしている展開になっているに違いないのに!」とか考えてしまうと、大変に残念だ(オレの頭が)。

 あと「最終兵器彼女」に出てくる女性キャラの区別が付かないのはみんな一緒なので、心配しなくてもよろしい。第一話開始時点からスピリッツを立ち読みしてチェックしているオレにも、いまだに区別がつかないですYO!(ヘボ)

 そして、医者から「痩せろ」と言われました(おわり)


2001/03/22 ■ホットミルクもレモンピープルも降り立たぬ荒野に我々はいる

 西秋ぐりんも忘れるな!(挨拶)

 あんまり関係ないですが、サンデー連載の「タケル道」が今週で最終回だった。明らかに打ち切りっぽい終わり方でショボーン。
 絵柄がちょっと少女漫画っぽかったり、主人公が「負けちゃダメだ!」とシンジ君っぽい台詞を連呼したりするアレっぽさがあったのを除けば割と真っ当な作りの格闘スポーツマンガで、個人的には打ち切りにするほどつまらなくはないマンガだと思っていたんだけど、やっぱウケは悪かったみたいですな。
 時代はもはや、真っ当な格闘マンガを受け付けないのだろうか。

 変態女装ショタが大活躍で話題沸騰の「ぷろぶれむちゃいるど」の影で、人知れず消えていった「タケル道」。
 まさか、これからは女装ショタがインカミングな時代になるとでも言うのか?
 これが、我々が望んだ21世紀の姿だったのか?

 みなみゆうこも忘れるな!(おわり)


2001/03/23 ■直腸カルマ伝 (便意が)タケル道

近況:
 今朝は自分の腸に反乱を起こされて、オレ大ピンチでした。
 トイレのある電車の中では平静を保っていたのに、トイレがない路上に出た途端に攻勢に出るとは、なんて巧みなゲリラ戦術を取りやがるんだ! 奴らは!
 本気で「漏らした方が楽だ」と思ったのは久しぶりだよ!

 結論:もういい歳なんだから、健康管理に気を付けよう

 あと話題のダンドーXiなのだが、アレはゴルフではなく、実際にはゴルフに名を借りたダンドーとモルコーネ(今回の悪役)との良心を賭けたサイキックバトルだったことに気が付いたか?
 特に今週の話なんざ、ダンドーのカタルシスウェーブを食らってフラフラになっているモルコーネに対し、トドメとばかりに「黙っていれば誰にも判らないペナルティを自分でバカ正直に申告」攻撃を加えて完全KO! モルコーネは人格分裂を起こして自我は崩壊、これまでの自分の復讐人生をダンドーによって否定されてしまった彼は、もはやダンドーの慈愛に触れなければ居たたまれなくて生きていけない身体にされてしまったに違いない。

 ああ、またここに、ダンドーの魅力にメロメロになっちゃったオヤジが誕生してしまったよ! 何て罪深いんだダンドー!
 走れダンドー! 我が前に敵なし!


2001/03/27 ■「巴里は萌えているか?」「いいえ、巴里は病んでゐるのです」

 そういや、高橋留美子キャラデザの新撰組ネタギャルゲー「萌えよ剣」って企画は何処へ行っちゃったんだろうねー(挨拶)

 こっちは、昨夜はおとなしく「サクラ大戦3 〜巴里は燃えているか〜」のオープニングムービーをダウンロードして鑑賞してました。
 「マトリックス」ばりにやたら大げさなカメラワーク、寸胴メカとは思えない機敏な動きのメカ戦闘シーン、そして作り手側の気合いを感じる巴里歌劇団員によるラインダンスショーの滑らかな動きに素直に感服。メカと美少女の融合技の完成形態がココに! こりゃー萌えるぜ! 今、オレの中で「サクラ大戦3」がマストバイアイテムに昇格!
 エロ画像もいいけど、ギャルゲーアニメも同じくらいいいよな!(それもどうかと)


2001/03/29 ■速報:チャンピオンの読者投稿コーナーに来週からでじこ登場

 小田原城に籠城してやる!(挨拶)

 しかし、ラミアの貧弱な全裸に反応するとは、貴様ホンモノのニュータイプか?
 ラミアを見ながら「これが若さか…」と呟いて果てたのか?

 こんな感じでコッチもかなり精神が疲れているので、今週末は知り合いにオフ会に誘われたついでに上京、ラジニのおじさん主演の新作インド映画「パダヤッパ」を観たり、ビジネスホテルで目が融けるほど寝込んだり、ネット友相手にオタク話をゲヘゲヘしたりしてココロを回復したい所存です。

 故郷は 遠くにありて カレー味(おわり)


[ Return to Index... ] [ Return to Home... ]


fukazawa@st.rim.or.jp