Mail from Beyond
2000年10月


00/10/10 ■シューマッハとシュール君の違いを述べよ

 お父さんの入れ歯見つかった?(正統派挨拶)

 鈴鹿GP観戦旅行ご苦労。
 それで鈴鹿GPは予選・決勝とTVで見たが、いやもう報道のシュー様萌え萌えっぷりはすさまじいものがあった。特に、予選でハッキネンがシュー様のタイムを上回った直後、ピットに詰めてるシュー様の表情をアップで写しながら、

 「笑っているッ! シューマッハが笑っているゥゥゥ!」

 と、もの凄い些細なことを大げさにまくし立てるアナウンサーや、

 「これぞ真のライバル関係です! 『やってくれるゼ!』って顔してますよ!」

 と、清々しい男の戦いっぷりを演出しようとする解説者のコメントが、妙に印象的であった。みんな盛り上げようと必死だったのね。

 まぁ何にしろ、熾烈を極めた予選、そしてピットワークのタイミングが勝敗に繋がった決勝と、見ていて面白いF1だったことは確かだ。何つうか、「シューマッハとハッキネンのバトルが読めるのは、少年ジャンプだけ!」って感じ?(なにそれ)
 結果的にシュー様が見事に勝利してタイトル制覇を確定したっつうことで、シュー様をプッシュしまくったフジTVだけでなく、現地のファンもかなり盛り上がったのではなかろうか。よかったなインチキイタリア人。

 アレジ!(おわり)


00/10/12 ■初恋電動ファイト

 20世紀の終わりに恋をするなら!(挨拶)

 というか、サンデーで「北崎拓が描いた『AIが止まらない!』」みたいな、パソコンからおかしい(頭が)美少女が出てくるマンガ・「ナズミ@」が始まってしまう世紀末まであと2ヶ月な今日この頃なのだが、ご機嫌いかがか。
 こちらは快調だ(排便が)。

 なお、貴様が見逃した先週の「カードキャプターさくら」の話は、香港からメイリンちゃんが帰ってきてシャオランにフられて知世の膝で泣きじゃくって帰国するという物語だった。今回知世が見せた、人の感情をも超越した神っぷり溢れる態度はもう辛抱たまんねぇという感じであり、この話を見逃した貴様の人生はそれだけで無価値なモノになったも同然である。
 なので、貴様は即刻この話が収録されたビデオなり DVD なりを TSUTAYA でレンタルし、貴様の TSUTAYA の顧客データに「カードキャプターさくらをレンタルした男」という汚名を被ってくることをオススメする次第である。


00/10/18 ■電脳少女がブルマ一丁で迫り来る夢の21世紀まであと1ヶ月半

 沈み@!(挨拶)

 つうか貴様、先週のサンデーの「ナズミ@」に出てきたブルマ眼鏡っ娘の存在を忘れているのではあるまいな?
 あのブルマっ娘のダサさはホンモノですぜ! なんかこう、「ああ、そうそう! 中学生時代にあんなダサいカッコした女子がクラスに一人はいたよ!」系の、郷愁に溢れたダサさを醸し出していると同時に、しかし奴の全身からは「でも、アタシはメガネをはずせばホントは美少女なのヨ! 覚悟しておきなさいヨ!」ってスメルをプンプンさせてますぜ!
 要チェック!(今週出てないけど)

 そして「ちょびっツ」だが、あんなのを読んでしまったらもう「ナズミ@」のあざとさなどは足下にも及びません。「ナズミ@」がJ1レベルなら、「ちょびっツ」は正にワールドカップクラスの実力!
 白黒マンガであることを利用した「ちぃの顔面に納豆がかかって主人公思わず前屈み」なシーンなどは、並大抵の修羅場を経験した奴じゃ到底考えつきませんぜ! もうボク、納豆見たらゼッタイ興奮しちゃう!(ヘボ)

 まぁ、あのマンガの世界観は、パソコン黎明期時代に一般人がパソコンオタクに抱いていた「メカを女のように可愛がるおかしい(頭が)連中」のイメージをエンハンスして具現化したものであり、「パソコンが女の子の外観になってて嬉しいだろ? 貴様らが夢見る世界はこんなんじゃろ? え?」と作っている側がオタクを見下しているに違いないのです。
 なので、アレを読みながら「現代のパソコンは『コミュニケーションの道具』として使われており、機械そのものに対して執着を持つ風潮は既に廃れた」とか「インターネットなんて、パソコンなくても携帯電話でアクセスできる世の中やん。エロ見たければ、iモード向けのエロ小説サイトでも探せば?」とか普通のことを突っ込んではいけないのであります。
 ボク達オタクのハートを知り尽くしているCLAMP先生万歳!

 まぁ、「ちょびっツ」のパソコン描写の大元は、多分ファティマなんだろうけどな。
 ああ、こんなところにも80年代の傷跡が!
 もうすぐ21世紀だと言うのに!


00/10/25 ■しろがね@

 しろがね@の「@」は、パソコンからしろがね−Oが出てきていきなりチューの@!(挨拶)

 つうか、今週の「ナズミ@」には、ついに我々期待のブルマ眼鏡っ娘が、ブルマも履かずに参上したぜ!
 なんかこう、典型的な「あたしったらメガネでブスだからメル友の男のコと逢うなんてできないワいや〜ん」系のアレなナニっぷりを発揮している期待通りのダサ女子であり、早くも最終回で「メガネのままの君が好き!」と主人公に言わせたい意図が見えますよ!
 まぁ、真性メガネマニアの貴様のお眼鏡に叶うか否かは微妙だが(多分落選)、少なくとも「ぶっとび! CPU」や「AIが止まらない!」よりは辛さが少ないマンガなので見逃すな!
 「ナズミ@」が読めるのは、少年サンデーだけ!

 あと「犬夜叉」のアニメが始まったが、案外と良い出来で安心。さすが、「∀ガンダム」で変な形をしたモビルスーツをスムーズに動かし、ストーリーは判らなくてもメカ戦だけで楽しめる作品に仕上げたガンダムチームが担当しているだけのことはあるな! という出来映えだ。

 後は、戦国時代のアニメに全然似合ってないオープニングを歌っているV6さえ何とかすれば!
 ああ、V1とV4と義兄弟の契りを結んだファーザーは今何処に?


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