Mail from Beyond
2000年 9月


2000/09/04 ■亜美III(英語版タイトル:アミテージ・ザ・サード)

 飛んじゃう!(挨拶)
 つうか、ようやく観たよ。君から借りてた「アミテージ・ザ・サード」の DVD。

 時間の関係で前半2話しか観てませんが、要するに「ブレードランナー」系のサイバーパンクアクションなのねコレは。「サイレントメビウス」や「バブルガムクライシス」もそうだけど、あの頃はこういうの(要約:近未来都市を舞台にレプリカント相手にスゲエ奴らが大暴れ)が流行ってましたなぁ。なんか懐かしい。
 主人公達が持っている PDA の画面デザインが、今は亡き「マジックキャップ」そっくりなのが、妙に時代を感じさせます。

 で、亜美ちゃんことアミテージ役の笠原弘子の声は、なんかこう「役に合っているのかいないのかよく判らない」といった感じがした。「レイアース」の風とか「おにいさまへ…」のナナコとかのイメージが強いためか、どうも「暗い宿命を背負って戦う姉ちゃん」系キャラであるアミテージが笠原ヴォイスに似合うのか? となると難しいところか。
 ただ、さすがというか何というか、演技は上手いと思った。これぞ、声優界の闇の女王の実力だね!(表の女王は「ラブひな」で新人女優を後目にブイブイ言わせてる林原めぐみ)


2000/09/08 ■ゾゾ馬ゴルーミン★Opps

 「じゃじゃ馬グルーミン★UP!」次週終了するそうだが、元「あ〜る」ファンとして何かコメントはないか?(挨拶)
 と、他人の過去をほじくりながら参上。オレ(元ローディスト)。

 しかし、今年に入ってからのサンデーのマンガの変わりっぷりは大したモノだ。「じゃじゃ馬」、およびもはやストーリーの展開上早期の連載終了は確実な「マーベラス」「ガンバ! Fly High」まで終了して新しいマンガに入れ替わるとすると、今年に入ってから10本近いマンガが入れ替わった計算になる。
 今年になって編集長が変わった、という話は聞いたことあるけど、それでここまで雑誌って変わるものなのな。やればできるのかサンデー。

 あと今週のチャンピオン読みましたが、新連載の「ファントム零」がなんか80年代の青年誌向けみたいなエロス+バイオレンス全開なマンガでビックリ。というかむしろ∀(ターンエー)。
 絵柄は「ラブひな」のような今時のライトなものとは程遠いし、内容も今となってはちょっと古くさいお色気とケンカっ気を振りまいているような。コレの作者は確かにこういう絵柄のマンガ描くのが得意だというのは判っているけど、でも今の中学生や高校生が好む方向とは全然違う方向を向いているんじゃないかという気がしてならない。大丈夫かチャンピオン?
 来週から高橋葉介が戻ってくるそうなので、その辺が一縷の望みかなぁ。


2000/09/12 ■情報:デジキャラット初代CD "Welcome!"、ヤフオクで値段高騰の噂

 木之本ではない! さくらと呼べ!(挨拶)

 つうか、この前の日曜日の「カードキャプターさくら」は途中でビデオが切れちゃってて残念。
 珍しくフツーにさくらと小狼がラブにコメってる話なので好きなんですが。

 そして豪雨でGO! な出張ご苦労。昨日は私も豪雨の影響で列車ダイヤが乱れてヒドイ目に遭ったデスよ。
 熱海駅で乗り継ぎの電車が30分以上遅れて到着したり、先に出発する電車がアナウンスと違ったので一刻を争う出勤途中のサラリーマン達が群をなしてホームの間を突進する姿が見られたり、売店で飯買ってる最中にその突進が始まったので座席を確保する暇がなくて小田原まで満員電車の中で立ちっぱなしだったり、シルバーシートに座る老夫婦のデストークを強制鑑賞させられたりと、ンもう朝出勤するだけで気力と体力を消耗してしまった始末でした。

 電車が遅れると途端に乗客を処理できなくなって人が駅や電車に溢れて大変なことになるので、ホント電車の遅れはイヤだわ。以前、とあるサイトで「満員電車の中でハガーがダブルラリアットをやったら何ヒット入るかな!」という妄想を見かけたが、昨日の気分はまさにソレ! 妄想の中のハガーに残虐行為手当を出したい気分よ!


00/09/21 ■男の戦い(下痢気味編)

 横浜駅で人身事故発生のため、この電車は暫くの間当駅で停車します!(挨拶)

 今日は朝から腹の具合が悪く、早く職場に着いて思う存分ゴールドラッシュ(暗喩)したいと思って電車に乗っていたらいきなりこんなヒドイ事を言われた私ですが如何か。
 仕方がないので、電車を降りてその駅のトイレで緊急ゴールドラッシュを実施しました。最初と最後で色が違いました。

 うんこ。(おわり)


00/09/21 ■白金は泉の周りをグルグル回って溶けて バターになったんじゃなったのか

どこか間違っている言葉その1:
「ただいま、この番組では失恋話を大募集中! 一番悲惨な失恋体験を投稿した方には、番組から箱根小湧園2泊3日宿泊券をペアでプレゼント!」

どこか間違っている言葉その2:
「オレ中学三年生で『ラブひな』の前原しのぶちゃんと同学年だから、しのぶちゃん萌え萌え〜って言っても大丈夫なんですよ!」


00/09/22 ■JAPANESE HENTAI ANIME PICTURE IS HERE

 ガソリンはお好きかな?(挨拶)

 それで僕たちが大好きなチャンピオンのバキさんですが、なんかこうスペック殿とは違った意味で変態ですな。ドリアン殿は。
 ガソリン被って火を付けられても燃えないつうのは良しとしても(変態だから)、あそこまで派手に燃えたら息ができずに酸欠でスゴイことになってると思うんだけどなぁ。
 そういや、一番最初に絞首台で吊されても生きてたのがドリアン殿だったっけ。変態だから息できなくても大丈夫なのか。その辺どうなのか柳さん(変態日本代表・決め技=変な酸素を吸引させる)。

 あと、そのドリアン殿にガソリン撒いて火を付けた克巳も、かなり変態側に近付いて来たような。彼もそのうち変態の仲間入りを果たすのか? そのうち、「克巳殿(変態)」とわしらに呼ばれる日も近そうな気がするがどうか。

 オレは間違っているかい?(と言われても)


2000/09/25 ■現代日本ダメカルチャーの担い手が高いところから参上

 ちょびっツ!(挨拶)

 イエアー!
 今週からヤンマガで連載が始まったCLAMPの新作マンガ「ちょびっツ」はスゲエよ! 勿論ダメな方に!

 その世界のパソコンはみんな美少女アンドロイド型!
 ゴミ捨て場に落ちてた美少女型パソコンを拾う浪人生の主人公!
 そして、美少女型パソコンの起動ボタンは股間に存在!

 なんつうか、「ラブひな」第一話以来の衝撃がココに! って感じだったぜ!
 モノが実体である分、同じコンピュータ美少女モノの「ぶっとび! CPU」や「AIが止まらない!」よりも全然スゲエや!
 さすがCLAMP、よく判ってるよなぁ!

 しかし、こんな萌えマンガが「ビーバップ」や「カイジ」と一緒の雑誌に載る時代になったと思うと、なんか感慨深いですな。「ラブひな」のスマッシュヒットといいコレといい、どうやら講談社は「時代はダメカルチャー!」と認識している模様だ。実に正しい認識だと思う。
 これでいいのか現代日本(社会派)。


2000/09/25 ■ラブ3世

 江川達也のマンガがおかしいことは先刻承知!(挨拶)

 まぁ、エロと暴力を全面に押し出すのは青年誌として正しい姿なので、ヤンマガはあれでいいのかも知れない。今の若者は、エロっぽければ美少女型メカだろうがスカトロだろうがドンと来いなのだろう。頼もしい限りだ。
 しかし「ビーバップ」だけは、いくら読者の大半がヤンキーなヤンマガ読者(偏見)もそろそろ拒否反応を示した方が良いと思うのだがどうか。

 そして、きまぐれ破壊神によって破壊されたウチのパソコン(非美少女型)の HDD なのだが、

・まず、BIOS レベルでは正常に HDD を認識していることを確認
・Win98SE を Safe モードで立ち上げ、救出できるファイルを別のドライブにコピー
・パーティーションを切り直してフォーマット
・再立ち上げしたところ、何故か Win98SE が起動途中で停止する現象が発生
・仕方がないので上書きインストール
・直った

 という経緯で何とかしました。
 しかし、FAT が壊れた原因も分からなければ、フォーマットした後に Win98 が立ち上がらなくなる原因も分からず、とても不思議である。科学では解明できないこともあるって事? 藤子F不二雄が言うところのスコシフシギ?


00/09/29 ■猫を見た

 ふと気が付いたら、猫の集会場にいたんだ…(挨拶)

 いやその、昨日は雑誌を読みながら電車に乗って帰ったのですが、乗り合わせた電車がたまたま伊東行きだったらしく、雑誌を読み終わってふと気が付いたら、そこはいつも下車している三島駅ではなく、伊豆多賀駅という伊東線沿いの無人駅だったんですよ。

 で、もう夜も遅く、次の電車まで20分以上あったので、仕方なく駅を出たところ、そこには何故か猫が4匹程座り込んでいたのです。きっと、その駅の階段横の土手は猫の集会場になっているに違いありません。
 駅を出てすぐ猫の集団に出くわすなんてのは勿論初めての経験であり、そのあまりのシュールな展開に、オレはただ呆然と猫達を見つめ続けていました。そして、猫達は何をするでもなく、オレを興味なさそうに見つめ返し続けました。
 いつまでも。いつまでも。

 どれくらいの時が経ったのか、やがて我に返って駅のホームに戻ったら、そこにはセミの死骸が転がっていました。ソレはまるで、何かが「終わった」ことを暗示しているようでした。
 昨日の経験は果たして現実だったのでしょうか。
 それとも、オレの妄想だったのでしょうか。


[ Return to Index... ] [ Return to Home... ]


fukazawa@st.rim.or.jp