Mail from Beyond
2000年 3月


00/03/02 ■うぐぅ年問題

 HANYAAAAAAAAAAAAAN!(アメコミ風さくらにゃん挨拶)

 うるち米? オレ(不明)。
 最近は、来る日も来る日も職場で新しく買う予定のサーバマシンの代金計算やってます。

 そして、オヤジーデのヒミツについて語らねばなるまい!
 なんかこいつは元々魔女界に忍び込んだハンサムな大泥棒であるのだが、捕まってしまった挙げ句に「世界に散らばるバッドカ−ドを全部集めなければ、ここから出ることはまかりならん」と女王陛下から裁きを下され、あんな姿でパソコンに封印されてしまったという設定である。要するにアラビアンナイトに出てくる「三つのお願い」の壺の精霊みたいなものなのだが、壺じゃなくてパソコンに封印されている辺りが現代風だ。ウソ。
 あと、ピュアレーヌパソコンの出番がないのは、単にオモチャが売れなかったためであると推測される。

 ついでに今週のサンデーだが、また「パスポートブルー」でメガネ少女が理不尽に責められてゲロ吐いてましたなぁ。ホント、メガネいぢめるのが好きな作家だ。宇宙を夢見る少年だったら、ゲロ吐くメガネっ子の一人二人は救えないとダメだという趣向ですか?
 そしてチャンピオンでは、ようやくバギの方でトーナメントモードが始まった模様。敗北を知りTai!(勘違い)


00/03/03 ■MISTER 地団駄(サンデー新連載)

 殺してみてはどうか?(アドヴァイスモード)

 サンデーのパスポートブルーのゲロメガネ少女に関しては、別にポンプ人間でも何でもない私としてはどうでもいいのであるが、今週はどっちかっつったらチャンピオンの方に注目するべきマンガが多かったような気がする。

 まず「NUDE」。今週は下級生の女の子が好きな女子の話。「主人公の上級生が下級生に迫られる」とか「主人公の下級生が上級生に迫られる」タイプのシチュエーションは美少女マンガでお馴染みなのだが、「主人公の上級生が下級生に自ら迫る」って形式は実はあんまりないような気がする。結局迫りきれなかったが、まぁ少年誌で同性愛ネタをマジメに扱う気概は認めてやらねばなるまい。

 そして「鉄鍋のジャン」。いきなり睦十死亡。しかも、ウワサによれば次週最終回と来たもんだ。あまりの怒濤の展開っぷりに呆然という感じなのだが、でもこのマンガは明らかに限界を過ぎていた感があるので、逆に「よく今まで続いて来られたものだ」という感じもするな。とりあえず、来週どんなオチを付けるか注目したい。


00/03/08 ■じょうたい:いしきがもうろうとしています

 昨夜は家でおとなしく「サムライ・フィクション」(活劇映画)と「Natural」(美少女エロゲーアニメ)のビデオを鑑賞して寝たら、何故か風邪引きました(挨拶)。
 それはそうと、我らが大好き JACK BAT のナカガワ氏のページがちょっとだけ更新されていたので一応報告しておく。

 あと今週のサンデーの見所は、新連載の「MISTERジパング」よりも、むしろ「パスポート・ブルー」ですよ「パスブル」! ついに主人公達の陰険な逆襲が始まりましたよ! 目には目を! 歯には歯を! メガネっ娘にはメガネっ娘を! のハンムラビ法典のノリで、もう「悪い奴相手だったらどんな悪い手を使っても構わない」の精神で突っ走る所存らしいっスよ!
 つうか、こんな陰険なやり取り見ていて面白がってる奴が、この広い世界中にどのくらいいるかは謎なんだけどな! こんなこっちゃ宇宙は遠いぜ!

 ラブひなの載っていないマガジンなんて!(おわり)


00/03/10 ■脱線するのは人生だけで十分です

 谷山浩子はしっぽマニア!(挨拶)

 というか、出張(出先で張り倒し、の略)ご苦労。
 ワタシ。

 それで「パスポートブルー」だが、もはやコレは色々な意味で凄いことになって来たような。
 というか、パソコンに溜め込んだエロ画像など公開された日には、あのブタオタク少年ならずとも、世の男性ならみんな社会的に抹殺されてしまいますがな! オレのパソコンに入っている、コミケで購入したえっちではにゃーんなエロ同人画像の数々が!(バラすな)

 まぁ、もはや明らかに内容がスペースノーツ養成から逸脱しまくっているのは作者も自覚しているみたいで、台詞の端々で「宇宙」とか「任務」とかソレっぽい単語を挟めてフォローをしているみたいなのだが、でも全然フォローになってないのが泣かせる。現実世界では毛利さんがスペースシャトルに載って「大人になっても夢を持ち続けることの大切さ」を子供達に説いて感動をバラまいているってのに、この落差は何事ですか?
 こんな事だから、「パスポートブルーの連載が始まってから、日本の宇宙事業は失敗だらけ」なんて言われるんデスよ!(オレに)

 あと、今週のチャンピオンの「NUDE」だが、なんか今週は単に女子がのろけてるだけだったような気がする。これではイカンですよ、このマンガ。
 このマンガはあくまで、「巨乳過ぎて困っちゃう!」みたいな、他人から見ればどうでもいいようなことを真剣に悩む女子の姿を描写するからこそ面白かったのに! 最初から幸せな女子をさらに幸せにしてどうする!

 ついでに、「鉄鍋のジャン」終了は今週じゃなくて来週だった様です。テヘ。
 どうやら、ジャンの作者が小学館の雑誌『コミックGOTTA』に移籍するらしく、今回の連載終了もそれに伴うものだったらしいのだが、しかし『コミックGOTTA』は最新号で松本零士「新宇宙戦艦ヤマト」の連載を始めるという大バクチに出たことでオレの中では有名な程度で、まだ世間的には評価が低い雑誌であることには変わりないと思う。大丈夫かホントに。

 以上、誤報を訂正しながら終了。
 便所行って来ます(おわり)


00/03/13 ■爆誕(爆発たまご華麗に誕生、の略)

 「天使になるもんっ!」の後番組は結局テレコンワールドかい!(挨拶)

 週末は色々ありまして(ゲームのやり過ぎとか)、まだ「天使になるもんっ!」最終回は鑑賞つかまつっておりません。水曜日までに鑑賞しておきまする。

 あと、今週のスピリッツに載ってた「最終兵器彼女」を読んだところ、なんか昔似たようなネタを使ったマンガをながいけんだか中森一郎だかがファンロードで描いてたなぁ、って事を思い出した。圧倒的な火力を有した兵器を操る少女が、次々と男達を屠っていく、という展開だ。「銃夢」にもそんなシーンがあった。
 ――美少女と兵器はよく似合う。何故なら、それぞれが「生」と「死」、「無垢」と「穢れ」、「エロス」と「タナトス」という相反するものを象徴する存在であるからだ。

 とは言うものの、いくら美少女でもやっぱ虐殺はよくないよな!(おわり)


00/03/15 ■「ホンダミュージック」がサーキットに帰ってきたと申しますが

 オレにとっての「ホンダミュージック」は、むしろホンダシティのCMなのだ!(挨拶)

 ロマンなしですか? オレです。
 しかし、ちゃんと結果出すとこが凄いなホンダ。とか言ってみるテスト。

 それで、懸案となっていた「天使になるもんっ!」の最終回を鑑賞しましたが、なんか観ていてよく判らない展開だったような。あれって結局、「愛するココロは運命をうち破るチカラがあるのよ! ラブ!」って意味だったのか、それとも全ては天使学校の陰謀だったのか、はたまたタダのご都合主義なのか。ラファエル×ミカエルのやおい関係を今更強調するのもどうかなぁ、という感じだし。
 このアニメ、実は声優陣がかなり豪華だったりするのだが、しかしあれだけのリソースを費やして最後に残ったのは、結局やおいネタだけだったのですか? トホホ。

 そして春アニメ情報だが、どうやら「おにいさまへ…」の後番組として、「ベルサイユのばら」を放送することが決定したらしい。相変わらず濃いラインナップであり、「おにいさまへ…」のヅカっぽい毒気に当たって気持ちよくなった私としては、「ベルばら」も一般教養としてチェキしてみたい所存だ。
 あとNHK−BSでは、なんか「青いブリンク」とか「七つの海のティコ」とかのダメアニメも一緒に放送するらしいッスよ! どこまでオレを喜ばせれば気が済むのだNHK!

 これで私はファイアーシルキー!(おわり)


00/03/17 ■スクープ:「NUDE」にルーンマスターゆうきが出演!?

今日のネットで見かけたおもしろコメント;
 「ドッポさん忘れ物だよ! 手、手、左手ー!!!」

 相変わらずバギはハッタリの効かせ方が上手いですな。手のない腕で殴るなんざカッコ良すぎ。ドッポちゃん萌え!

 それにしても、ジャンはともかく、悟空道まで来週で終わってしまうのには驚いた。結局、人界の騒ぎは「ご崩御なさいませー!」でオチ着いちゃったのね。結果的に獄界と一緒に人界まで浄化してしまった三蔵、やはり秘蜜兵器として存分な活躍をしたと言えよう。
 というか、あのマンガ、結果的に一番徳をしたのは、最後に出てきただけで実質的に何もしていないお釈迦様なんじゃないのだろうか。仏教系幼稚園(=寺がサイドビジネスで幼稚園やってる奴)を出た私としても、お釈迦様が安泰で一安心である。南無。

 一方、ジャンは結局ページが足りないで煮え切らないまま終わってしまった感がある。やはり、色々と伏線とかが用意されていたはずなのに、それを活かさないで安易に料理大会モードを連発してしまったのが、結果として作品や作者を疲弊させてしまったのかも知れず、やや残念だ。「覚悟のススメ」と「ジャン」はオレがチャンピオン読むきっかけになったマンガだったのだが、それがなくなってしまうのはちょっと悲しい。
 とりあえず、最終巻にオマケの書き下ろしエピソードが付くって話なので、最終巻は買ってみたい所存。小学館雑誌での健闘を祈る。南無。


00/03/23 ■我々は一人の萌えキャラを失ったっちゃ(ラム先生談)

 今度はイタリア抜きでやろうな!(ドイツ人風挨拶)

 もうお前生きたいように生きてますか? だってお前の人生なんだから。
 私は鼻づまり中。

 で、3月も終わりという事もあり、いよいよ世の中は最終回ラッシュ! 「カードキャプターさくら」終了! 「おにいさまへ…」終了! 「∀ガンダム」終了! 「悟空道」終了! 「NUDE」終了! と、マンガマンガアニメアニメな世界は大変な事になってますデスよ。

 それで火曜日はさくらにゃんの最終回が放送されたのだが、よりによってこの日に限って大相撲の放送時間が延長されてしまい、最後の肝心の部分が録画されていなかった事が発覚した。おのれ大相撲協会! 日頃から肉を突いたり叩いたり震わせたり擦ったりしているだけでは飽きたらず、こんなことまで!(逆恨み)
 仕方がないので、さくらに関しては後日レンタルビデオで最終回を鑑賞つかまつる事に決定した。あのレンタル屋のオレの顧客情報に「さくらを借りた男」という恥ずかしいデータが増えるかと思うと、大変残念である。

 あと、今週の「NUDE」は、何故かオタク女子が主人公だ。冒頭部分で彼女は自らのオタっぷりを「週にアニメ3本録画し、月にアニメ誌を2冊購入している」と独白しているが、しかしその程度では全然アニオタでも何でもないと思うのだが、どうか。おわり(唐突)。


00/03/24 ■「オースティンパワーズ」って、結局やってる事は「クレヨンしんちゃん」映画版と一緒やん?

 今日はあんまり仕事してないなぁ(挨拶)
 オレ。

 それはそうと、ついにウテナ観ましたか? 凄いよなアンシー。オレの妄想を遙かに越える凶暴度でウテナに迫るアンシーを映画館で観たときには、マジでヤベエと思いましたよ。
 あんなエロ妄想の塊みたいなの連れて世界の果てを越えて脱出したウテナの今後が心配です。エロ方面に。

 マトリックスのキアヌは、カンフーというよりもむしろドラゴンボール!
(また来週)


00/03/29 ■「すげえぞ!さすが天使!ほんとに死なねえぜ!」(シルキーがノエルを斬り刻みながら)

 うるし原!(乳挨拶)

 ベルセルク18巻の件は了解。
 脳内で「ラスタンサーガ3」のBGMを鳴らしながら鑑賞する予定。

近況オブミー:
 最近買った「あずまんが大王」という4コママンガのコミックが結構面白かったので、それの掲載誌である「電撃大王」を購入してみたのですが、結局「あずまんが大王」しか面白いマンガが載ってなかった。合掌。
 なんつうか、オレがもう既に10年以上前に通過した位置付けにあるマンガしか載っていないような印象を受けた。さすがにこの歳になると、中身が薄くて美少女+メカのオンパレードなマンガばっかり載ってるマンガ誌はキツイですわい。昔は美少女とメカばっかり出てくる「ホットミルク」とか「レモンピープル」とかのオタク向けマイナーマンガ誌読んでゲヘゲヘ言ってたオレも、すっかりオヤジになってしまったという事なのですか?

 あと、ここ最近のサンデーでは「MISTERジパング」(内容:後の秀吉となる少年が変なポーズを取って「いいザマですぞ秀吉殿。いつかそのポーズが天下を制するでしょう」と言われるマンガ)がかなり出来が良く、質の高さで他を圧倒している。なので、貴様も椎名高志をOUT出身のアウシタン漫画家とか言って軽視している場合ではないと思った。かつては同じ雑誌を読んでいた仲間じゃろ?(←辛い過去)
 同じくここ最近かなりの出来の良さを誇っている「ダイナマ伊藤」と合わせ、サンデーの二強はコレだ! と断言したい(無理がある)。


00/03/30 ■「その類い希なる感受性、見事なり! 汝を使徒と認める!」

 もしノエルが天使になるために一言「捧げる」って言ったら、やっぱり「蝕」が始まって家族が惨殺されて鈴原さんがユースケの目の前でミカエルに(以下略)
 つうか、お前何だかんだ言いながらも、結局「天使になるもんっ!」好きなのな。

 あとベルセルクの新刊読みましたが、相変わらず救われない世界観であり、大変に好ましい。
 「異端審問の拷問シーン」でまっさきに連想するのは、何故かオレの場合は藤子F不二雄の「TPぼん」であり、このマンガの拷問はロリ気味な赤毛の美少女が裸に剥かれて水車に張り付けられて腹が割けるまで水を飲まされるという、「これはこれで! これはこれで!」系の拷問で萌え萌えだったのだが、さすがに「ベルセルク」の方はマジで痛そうであり、ちっとも萌えない(そういう問題ではない)。

 あと、「信仰とは死ぬことと見付けたり!」の台詞は面白すぎです。絶対宗教というモノを勘違いしてますこの人。コミックスの方は、なんか四角顔大ピンチなシーンで終わっているが、奴はあんなところで死ぬ玉じゃないよなぁ。どうなるのかなぁ。
 ガッツと使徒が直接バトるのはまだ先っぽそうであり、先を読むためにはまだまだオレも死ぬわけにはいかないみたいですな。


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