※「ツインゴッデス」を(クソゲーとして)紹介しているサイトは沢山あるのですが、プレイ時の対コンピュータ戦の攻略方法を書いたページが見あたらなかったので作ってみました。
何かの呪いや罰ゲームなどで「ツインゴッデス」をプレイせざるを得なくなった時にご利用下さい。
ツインゴッデスとは、プレステ登場直後に発売された、対戦型格闘ゲームです(プレステ初の格ゲーという触れ込み)。実写取り込みのケバいお姉さまキャラがアニメ絵キャラ相手に不思議世界ラブラディアンで殴り合うという趣向。
このゲームには「ラブラディアン」という世界を舞台にした長いバックグラウンドストーリーが用意されており、オープニングではそのストーリーがスペースオペラ風に語られているのですが、「バックグラウンドストーリーが無闇に凝りまくっているゲームはクソゲーである」という制服伝説プリティーファイターの法則に従い、このゲームも結果的にクソゲーの烙印を押されました。
発売当時のメーカー小売価格は7,800円ですが、今ではゲームショップの中古ソフト売場で 700円程度で入手することができます。前述のオープニングのナレーションが飯島直子だったりするのがウリらしいのですが、今となってはこの要素すらもお笑いの対象です。
ツインゴッデスは、プレイヤーキャラとしてニーナ(パワーキャラ)かシリン(テクニカルキャラ)のどちらかを選び、全6人のライバルと戦います。
この手のゲームの常として、こちらから攻撃してもコンピュータは凄い反応で攻撃を返して来るので、基本的には相手の攻撃に対応してそれを返せる技を出す、という戦法で戦うことになります。
このキャラが主に使用するのは、通常技の立ち大パンチ(立った状態で攻撃B)と、必殺技の大デュアルスラッシュ(4ため6+攻撃B)です。特にスゴイのが立ち大パンチで、相手のジャンプ攻撃はこれだけでほぼ完璧に返せます。別に必殺技の小バーティカルスラッシュ(2ため8+攻撃A)でも対空技は問題ないのですが、立ち大パンチの方が簡単に出せる上に両腕を突き出すモーションが面白いのでオススメです。腰の入った立ち大パンチで宇宙に愛を取り戻しましょう。
あと、デュアルスラッシュも、相手の突進技のガード後の反撃技、および相手の起きあがりに重ねる技として重宝します。ついでに、隠し魔法・サンダーボルト(2ため8+魔法)も異常なまでに強いです。
このキャラで最も使える技は、ジャンプ大キックです。相手のジャンプ攻撃はこれだけで対応します(というか、他に信頼できる技があんまりない)。必殺技の小フラックシュート(623+攻撃A)も一応使える技ですが、ジャンプ大キックの方が面倒なくていいです。他には、ニーナよりも当たり判定が長いしゃがみ大足払いも使えます。
また、コマンド表に載っていない隠し魔法・エルダーボウ(236236+魔法)が無闇に強力なので、相手との距離が離れていたら使ってみましょう。
ツインゴッデスの特徴として、ステージ間でアイテムを買えるショップが出てきますが、ここで買う必要があるのは「モカの実」(最大HPが増える)、ポーション(HPを回復)だけです。とりあえずモカの実を2個程買い、後はポーションを買い溜めて行けば良いかと思われます。
隠し技のサンダーボルトやエルダーボウは大量の魔力を使用するので、これらを多用したい人は「魔力の珠」(最大MPが増える)などを買っても良いでしょう。
ツインゴッデスをプレイする上で忘れては行けないのが、設定画面(Config Mode) で「TALK」の項目をオフにしておくことです。
ここがオンになっていると、ラウンド開始時や終了時にキャラが喋ってくれますが、どれも台詞が長い割には言ってることが全然面白くない上、台詞を読み込む時にいちいちCDにアクセスに行くのでテンポが悪くなるなど、あまりいいことがありません。
サムスピの幻庵みたいなキャラ。
もっさりしたジャンプからの連続技、および地面を転がりながらの奇襲攻撃を得意とする。
相手の通常ジャンプは立ち大パンチで落とす。
必殺技(ヘッドDEダンス)は一応バーティカルスラッシュで落とせる。
相手のジャンプをジャンプ大キック→着地にしゃがみ足払いで返す。着地のキックは早めに。
このゲーム唯一の萌えキャラ。
体力は少ないが、素早いジャンプ攻撃、広範囲の魔法攻撃、イズナ落としと攻撃力は高い。
相手のジャンプを立ち大パンチ(もしくは小バーティカルスラッシュ)で落とす。
「ばいばーい」と言って消えた場合は立ち大パンチを出かかりに重ねる。
相手のジャンプをジャンプ大キック→着地にしゃがみ足払い。着地のキックは早めに。
「ばいばーい」と言って消えた場合は出かかりに小フラックシュートを重ねる。
突進技主体で攻めてくるパワーキャラ。飛び道具も強力。
相手の突進技をガードした後、大デュアルスラッシュかサンダーブレード。
ジャンプして来たら着地をデュアルスラッシュで狙って潰す。立ち大パンチはリーチの差で負けるので出さない方が良い。
相手のジャンプをジャンプ大キック→着地にしゃがみ足払い。そこからジャンプ大キック→着地にしゃがみ足払いの繰り返しで押す。
あるいは、しゃがんで待ち、相手の突進やジャンプを小フラックシュートで返す。
相手との距離が離れた場合、エルダーボウで削る。
デブ男。ジャンプ技の奇襲攻撃と、ウォータービームでの削りが主体。
離れてしゃがんで待ち、相手が技を空振りしたところで大デュアルスラッシュ。
ウォータービームを出してきたら、ジャンプ大キックで飛び越えて頭を攻撃。
相手の動きに関係なく、ジャンプ大キック→着地にしゃがみ足払いの繰り返し。
素早い動きでのラッシュと隙のない飛び道具で攻め、攻撃されると超反応で無敵反撃技を決めてくる強敵。
ラスボスよりも強い。
ジ・エンド・アタック(「ジエーンド」とか言いながら二回連続で突っ込んでくる突進技)を出してきたら、ガード後に立ち大パンチを出すと大抵の場合ヒットする。デュアルスラッシュはエクセレント・アタックで返されるので出してはいけない。
相手のジャンプにはいつも通り立ち大パンチで対応。
相手が離れている間は、サンダーボルトも狙ってみよう。
相手との距離が離れている間は、エルダー・ボウで相手の体力と魔力を削っておく。
ジ・エンド・アタックを出してきたら、しゃがみガード後に小フラックシュート。
相手がジャンプして来たら、ジャンプ大キック→着地にしゃがみ足払いで返す。
大変に恥ずかしい格好をしたラスボス。
飛び道具、ジャンプしての空中突進技、春一番(さくら@ストゼロ)モドキの3つで攻めてくる。
相手がジャンプして来たら、立ち大パンチで返し、相手の着地を狙って更にもう一度大パンチ。
春一番モドキはカードしてから立ち大パンチ、あるいはバーティカルスラッシュ(相手がこちらにめり込んでいる場合)。
相手がジャンプして来たら、ジャンプ大キック→着地に大キックで返す。
相手との距離が離れている間は、エルダー・ボウで相手の体力と魔力を削っておく。
感動のエンディングは、どうしてもその(色々な意味で面白い)映像に目を奪われがちなのですが、スタッフロールのキャラクターボイスの欄をよく見ると「緒方恵美」「置鮎龍太郎」などの青二プロ所属のビッグネームがさりげなく書かれており、ビックリすること請け合いです。実写取り込みで出てくるお姉さま方やナレーションの飯島直子の起用といい、いったいこのゲームは俳優方面でどのくらい金を注ぎ込んでしまったのでしょうか? ポリグラム侮りがたし。