S001近況

久しぶりに2年半以上前に買った携帯電話S001について。
結論としては、まもなくauの秋冬モデルのスマートフォン(予定はMOTOROLA PHOTON ISW11M)に機種変更するつもりです。

  • 結構前から「解像度の高い写真(5M以上)を撮影すると、撮影した写真が表示されるはずが表示されず、そのままハングアップする」という現象が発生。半日以上写真を撮らないと再現する確率が高いが、一度撮影に成功した直後に撮影したらハングアップするなど、再現条件は特定できず。
  • 検索すると、結構前から同様の症状が出ている方がいる模様。
  • 今年の7月になって、更にUSBケーブルから充電できない現象も発生したので、auショップへ持ち込んで修理を依頼。
    充電できない原因は差し込み口が歪んでしまっていたということで、基盤交換の憂き目に。
  • これで写真のハングアップも治ったかな? と思って撮影してみたところ、やっぱりハングアップする現象が発生。SDカードを差し替えても発生するので、これはもうそういうものであると解釈し、写真を撮影してハングアップしたら運がなかったと諦めることで解決した(←解決してません)。
  • 一方、昨年9月にiPod Touch+b-mobile Wifi+U300 SIMを購入し、外出先でのネットはほとんどそちらで行うようになっていたため、S001の料金プランをガンガンメールに変更。
    ガンガンメール契約でネットを使うと実質ダブル定額スーパーライトと同様のパケット料金が取られるが、TwitterはTwil、電車路線検索はau oneラボの乗換検索メールで、と極力メールベースのサービスを使うことでパケット代を浮かせ、電話をしない月なら1500円未満で維持できるようになった。
    b-mobileのU300は回線は遅いけど月2500円程度でネット使いたい放題なので、実質的な月額は4000円程度。素敵環境の完成です。
  • ただ、外出するときはiPod Touch+b-mobile Wifi+S001の3つを持ち歩く必要があるので、それがちょっと大変。
    あとau oneラボの乗換検索メールサービスが7月末で修了してしまったのもしょんぼり。
  • そして9月、auからWiMAX+テザリングに対応した新機種が発表。個人的にスマートフォンに要求していた第一スペックは「テザリングができること」「iPhone並とは言わないけどそれなり以上に快適に動作すること」だったので、それらを満たす機種が発表されたことで、これはついに乗り換え時が来たか! と思ってるところ。
    いわゆる「ガラケー三種の神器」機能はあってもあまり使わないことがS001の稼働経験から判明しているので、乗り換えるならHTC EVO 3DかMOTOROLA PHOTONのどちらかだろうなと判断。特にPHOTONはWebtopにものすごい未来を感じるので、実際使うかどうかはともかくこの機種は面白そうだなと感じてます。
  • ちなみに春に出たHTC EVOは、海外で出てから1年経った機種なのでという理由で見送ってました(わがまま)。

 そんな感じですが、S001はカメラを使うとハングアップという致命的な不具合さえなければ、モッサリ感も薄いのでまだ現役で使える機種だと思います。カメラの性能は最新機種のEVOやPHOTONと比べても十分イケるんじゃないでしょうか(フォロー)。

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現在の生命線、b-mobile SIM

S001購入日記

S001で撮影したお花

 3年前に購入したW41CAから、S001に機種変更しました。
 割と満足です(要約)。

 以下箇条書き。

  • 主な購入動機は、「もうこれ以上の性能を持ったKCP+機は滅多に出てこないだろう」という予測から。過去1年間に発売されたものは勿論、同期のKCP+機と比較しても全体的にパフォーマンスが良好だと感じる。データフォルダをストレスなく開けるのはありがたい。
  • でも、メールの受信時、待ち受け画面からメール到着通知アイコンをクリックした時、メールが開くまで若干の引っかかりがあるところは、やはりモッサリで名高いKCP+だよなと思った。
  • あとはいつまでも基本料金の高いフルサポートプランから脱却したかったというのもある(というかこれが本来の目的)。ようやく満足できる機種がauから出て来た感。
  • マルチタスク機能ができるので、ブラウザを複数立ち上げてタブブラウザチックに切り替えとかできる(というか他に使うアテがない)。一応、ワンセグを裏で流して声だけ聞きながらほかの事をする、みたいなこともできるのは確認。
  • マルチタスクは昔使ってたN2012Vが実装していた機能であり、ようやくauも当時のDoCoMoに追いついたかという感じ(エラそう)。
  • カメラ機能はさすが「サイバーショット」の名を冠しているだけあって多機能かつ使いやすい。特に夜景が綺麗に撮れるのはいい感じ。ただし起動が遅い。
  • 画素数は最大8Mだが、普段は0.3M(VGAサイズ)で十分。
  • 絵作り的には前のW41CAのものの方が好み。これは普段使ってるデジカメがCASIOのEXILIMだからなのかも。
  • キーロックしていてもスライドすれば普通にキー操作できるので、普段はキーロック状態でポケット等に入れておき、使う時だけスライドしている。
  • ちなみにスライドした時の動作音はゼビウスのコイン投入音にしている(どうでもいい)。
  • PCとの通信は、基本的にはPCに「LISMO Port」とS001のUSBドライバを入れ、USBケーブルを接続して行う。W41CAの頃に付いてた「au MUSIC Port」はS001を認識しないので、LISMO Portのインストールは必須。
  • マルチ機能で何らかのアプリケーションが動いている場合、USBケーブルで通信できない。アプリを全て終了させる必要がある。
  • あとせっかくBlueToothが付いているので、PCとの通信用にBluetoothドングル(BSHSBD03BK)を購入。ファイル単位のデータ送受信は問題なく行える模様。こちらはアプリが複数動いていても問題なし。
  • 最初ドライバを入れた時はPC→S001のファイル転送が動かなかったが、再起動したりドングル刺し直したりS001から再度接続するとかしたら何か上手く行く様になっていた。BlueToothにはまだ黒魔術の領域が残っているのかも知れない。
  • ワンセグは受信に弱いと言われているみたいだけど、自宅の環境そのものがワンセグを受信しにくいので何とも。ただ家族の持ってるワンセグ携帯(W52CA)と比べると確かに弱いっぽい。
  • まあ職場でちゃんと観れるのでいいです。
  • 「フォトビューアー」はかっこいいけど、思いの外データフォルダやSDカードへのアクセスが早いので、単に写真の一覧を確認したり、写真を観るだけならあえて使わなくても済みそう。ボタン1つで起動するのは便利。
  • 「音楽付きスライドショー」は明らかに見せ機能というか、「こういうのあるんだぜ凄いだろ」と自慢するための機能。KIDSのエフェクトがかわいらしいので子供の写真観る時にでも(何)。
  • 充電時にスライドショーが無音で動く機能が欲しかったんだけど、S001にはそういうのは無いっぽい(有機ELの寿命に配慮?)。ちょっと残念。
  • データフォルダは70Mしかなく、これはこの携帯の弱点。auショップの人も「70Mしかないのが弱いッスよね」と言ってた。
  • 容量はW41CAと一緒。ただ、W41CAの時代でもデータフォルダは半分弱しか容量使ってなかったので、70Mでも多分足りるかなと思った。
  • 付属のアプリにはまだWQVGAフォントに対応していないものも多いが、対応アプリとの表示の落差っぷりが著しいので、かなり使う気が削がれるのが欠点。
  • 特にau提供のニュースフラッシュやau one カレンダー。公式アプリなのでさっさと対応して欲しいですね。


 ちなみに、個人的な目論見ではこの携帯を3年ぐらい使っていれば au 携帯のメインプラットフォームは KCP+ から Android に移るんじゃないかと勝手に思っているので、次の携帯は Android 搭載のものにする予定です。その頃にはパケット通信費が更に安くなってるといいなあ。